本当の自信
情けない話だが、話すことを仕事にしているのに
奥歯がない・・・。
虫歯で・・・。
命の授業と言いながら、自分の健康すら・・・。
と反省しつつも、
過去のことだから。起きてしまったことだから。と
次のことを考える。習慣はついているようだ。
それは心友の「歯は命」と力説する歯科医の医院長からの
一言から始まった。
「奥歯ないでしょう・・・」
大きく口を空けたわけでもないのに
しゃべり方とちょっとの歯の隙間から言い当てた。
さすがプロ。
「話をする人は歯を大切にしないと」
その言葉にず~っと迷っていた行動に一大決心を。
奥歯をインプラントにすると。
それも山形の彼の病院で(飛行機に乗って通うことになる)
その意思を伝えると「いいよ」
それだけ?
かかる費用もあるが彼に任せたかった。
なんだか安心して任せられる彼の存在。
彼が大きく見えた。
そして昨日、歯ぐきを切開してその下の骨に穴をあけ
プラントの土台を埋め込む手術。
麻酔をするとはいえ・・・
やる前から不安がないと言ったらウソになる。
また、手術後も痛いんだろうな~。なんて考えてばかりいた。
でも実際は、手術中は全くと言っていいほど不安と痛みがなかった。
その訳は、彼の普段と変わらぬ言動のペースにあった。
落ち着いた物腰で
励ましや私を落ち着かせつそぶりもなく、ただ淡々と手術を行った。
最後には「終わったよ。お疲れさん。」
ただそれだけだった。
賞賛や感謝を求めるそぶりは全くない。
大変なことを、いつものように当たり前にできる。
彼の技術と人柄のなせる技だと感じた。
これが本当の自信なんだろうな。
プロを感じた。
麻酔がとれた今も全く痛くありません。
ありがとう。君でよかった。
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