ガソリンスタンド
昨日は茨城県つくば市の筑波学園看護専門学校の
卒業記念講演に呼んでいただきました
キッカケは看護学校の先生が
たまたま私のアンビリバボを見て
たまたま朝の5時からテレビ寺子屋を見て
たまたま息子さんが通う中学校で私が呼ばれ
命の授業を聴いて動いてくださいました
「縁を感じたました」「心が動きました」って
昨日お会いしても目がキラキラしているんです
学生さんたちに本気で向き合っているのが分かる方なんです
「この人にいわれたら、動かない訳にはいかない」
そう思わせる先生でした
それとまた学校長さんが素敵でした
柔らかく大きく昨年は今までの功績に勲章をいただいた方でありながら
そのそぶりは一切見せず80歳を過ぎた今でも
学生さんに授業をしているからビックリです
それもご自分の専門分野以外のところを勉強されて
「それが楽しい」「毎日が楽しい」って言い切る校長先生
講演後、3年生と一緒に記念写真の時も
学生さんたちの校長先生大好きオーラがいっぱいなんです
そんな光景に出会えただけで幸せになってしまいました
医療現場の方に講演をするとき必ずお伝えすることです
ご自分なりの「ガソリンスタンド」を持ってくださいと
仕事とはいえ、いただくものあるのは分かっていながらも
患者さんに渡すもの、与えるものが多い仕事であるからこそ
ご自分の心と身体のエネルギーがなくなること
=エンプティーになることは避けて欲しいと
出したら入れる、補充する
仕事の中で全てを補うことが難しい
仕事、環境であるからこそ、自分なりのエネルギー補充の方法を
見つけておいて欲しいとお願いしました
それは私が入院をしたときに感じたことであり
医療現場で働く教え子から言付けです
逆に患者は自分の命と人生と向き合っている人が多いから
誰が自分を助けてくれるかのアンテナはもの凄く高く
看護師さんをシビアな目で見ていて看護師さんが
今どんな状態なのか分かってしまうんですと
笑顔が一番、自分の仕事に情熱と志をもって患者さんに
頭で分かっていても心も身体も正直です
辛いときは辛いです
苦しいときは苦しいです
正直、理想と現実のギャップ、不条理も度々です
耐えられるうち、頑張れるうちは良いかも知れません
でもその疲労が慢性化して
仕事に対する意欲も向かう意識も低下して
「こんなもんだよね「どうせやったって・・・」
そして自分の正当性だけを主張する
そんな仕事の仕方だけは医療現場に限らず避けたいものです
講演後、話しを聞いてくれた臨床現場に出ている卒業生が
担当の先生に
「私たちのガソリンスタンドはこの学校と先生方です」
と言っていたんです!!
と嬉しそうに伝えてくださった先生がいました
皆さんはガソリンスタンドをもっていますか?
それは何ですか?
何処ですか?
誰ですか?
私もいつくかのガソリンスタンドを持っています
エンプティを感じるから行くところ
逆にそこに行くために今を頑張れるモチベーションに
なることもあります
自分の今のエネルギー量、要チェックであり
満タンの絶好調がどんな状態なのか皆さんは思い出せますか?
年々色々理由をつけて燃料タンク自分で勝手に小さくして
昔は・・・だったのにとか嘆いていませんか?
それはそれでありかも知れませんが
せっかく生きているのです情熱をもって
80歳の校長先生のように生きていきたいものです
私たちにもできるはずです
今日も素敵な一日になります
私も今、大切なガソリンスタンドに向かっている最中です
感謝をこめて
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