カウンターの向こう側から
「命の授業」の腰塚勇人です
先日、月1回の楽しみにしている
心友で山形の石田おさむhttp://ameblo.jp/inochi-haha/歯科医院へ向かうべく
搭乗手続きへ並んでいた時のことです
スキップで搭乗口まで行けてしまうのですが
教え子が手続きスタッフとして働いているので
ほのかな思いをいつも抱き、そちらに足が向いてしまいます
まだ、一度も姿を見たことはないですが
私の数人前にお年を召された車いすの男性の方が一人でいらっしゃいました
その方の順番が来てカウンター内の係りの人が身を乗り出して
その男性に手続きのための質問をしているようでした
しかし見るからに話が通じていませんでした
と言うよりその男性が質問に応じようとしていない様子でした
係りの方の顔つきがみるみる変わって行きました
どうするのだろう?・・・
と思った次の瞬間
その係りの方がその場からいなくなり事務所らしき奥のほうへ・・・
誰かを呼んでくるのかな?
想像力の乏しい私にはそうとしか思えませんでした
その係りの方は次にどんなことをしたと皆さんなら思いますか?
係りの方はカウンターから外へ出て来て
その男性の前で膝を折り同じ目線で話を始めました
その途端、男性の険しい顔が和らいだのは言うまでもありませんでした
そこから先は私の搭乗手続き番が来て
様子をうかがうことはできませんでしたが、
係りの方も男性も手続きを終えるときは笑顔なんだろうな~
なんて思ってしまいました
飛行機を待つロビーで改めて
伝えることと伝わることの大きな違いと
伝わるための環境の大切さ
すなわち相手の方の立場になって、目線に立って初めて
相手は耳も心もシャッターを開いてくれることを改めて感じました
人とかかわりを持ちながら、支えあいながら生きているからこそ
忘れてはいけないことだと感じました
せっかくの出愛、笑顔で気持ちよく生きていきたいです
係りの方の行動には頭が下がりました
素敵で大切な気づきをありがとうございました
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