右手の手紙
「命の授業」の腰塚勇人です
先日「君に会えて良かった」と記事にさせてもらった
高校生の彼女から再びメールをもらいました
そこには高校生活を楽しんでいる様子が書いてあり
彼女の笑顔と友だちや先生の存在を考えたら嬉しくなりました
その彼女が最後にこんなことを書いてくれていました
昨日から右手で字を書く練習をしています
まだ力が入らないので
一本線を書く練習からしています
右手で 上手く書けるようになったら先生に手紙書きます
島原であったとき
彼女は私が麻痺している右手でサインを書いているのをみて
自分にも・・・と
可能性を実現にする勇気を少し持ってくれたようでした
「最後に手紙が欲しいです」と彼女に住所を渡しました
これからどれぐらいの努力が必要か・・・
でも夢があれば大丈夫
私が彼女の夢であるなんて偉そうなことは思っていません
逆に彼女は私にとっての生きる元気の源に一つです
彼女からの手紙をもらったとき
彼女に恥じない成長と生き方をしていようと思います
楽しみに待っています
私の大好きな言葉です
毎日一歩ずつ、一つずつ
階段を登っていても踊り場だってある
進んでいないよう感じるときだってある
それでも歩を進めるとまたそこに階段が現れる
成果は見えずとも足跡は必ず残る
字が上手く書けたとき
残っているのはそれまで工夫をし努力し続けた自分の姿
やればできるという自信
一人じゃないという愛の力
彼女から生きる勇気をもらいました
今から仙台、石巻で被災者の皆様の
お手伝いをさせて頂くため向かいます
ようやく時間が取れ、機会をいただくことができました
3日間ですが、足手まといにならぬよう
できる限りのことをさせて頂きたいと思っています
感謝を込めて
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