家はやっぱりいいなぁ・・・
「命の授業」の腰塚勇人です
親父が昨日、初の外泊で約7ヶ月ぶりに
自分の家に帰ってきました
戻ってくるのは3回目なので
泊まりに来たといった方が良いのかな
何かあったら・・・と思い
「一緒に泊まろうか?」と訊くと
「あんたも疲れているから大丈夫」と母親
どこまで頑張り屋なんだろう・・・と思いながらも
いなくても車いすとはいえ、お袋と二人で
今日のところは何とかなるであろうまで
回復してくれた親父
リハビリの先生からは
「文句は言っても泣き言を聞いたことがない」と
良く伝えてもらいました
その分、甘えられる看護師さんやお袋には
甘ったれをしていて、そこまでしなくても・・・
と思うこともあったけど
結果オーライ
本当によく頑張ったよ
自己満だけど、家族として目的を見失わず
その時、その時の親父の気持ちに少なからず寄り添い
その中で優しくも、厳しくも家族として
親父にそして医療スタッフの方にも
接することはできたかな・・・
家族みんなで褒めあいっこしようと思います
そしてもう一つお袋が
「自分一人で大丈夫」といった言葉の意味
それは病室ではなく
二人の力で築きあげた思い出のたくさんつまったお城で
夫婦水入らずの時間を過ごしたかったようです
どんな話をし、どんなことを感じ、どんな時間を過ごしたのか
聴いてみたい気もしますが、二人の大切な思い出の1ページとして
残してもらえたらそれでイイです
親父の「家はやっぱりいいなぁ~」
そうだよな、普段の当たり前に生きてる環境
当たり前のようにいる人も、当たり前のようにある環境も
これってやっぱり当たり前じゃないんだよな・・・
本当はそれだけで幸せな部分がいっぱいあると
改めて実感させられる一言でした
そしてもう一つ親父が爆弾発言をしました
「おかげさまで、ここまで元気になりました」
「ありがとう・・・」だって
親父から「おかげさま」なんて言葉を聞いたのは
おそらく生まれて初めてです
今までも言いたかったけど、言えないだけだったんだろうなぁ~
人の素直な気持ちを乗せた言葉はやっぱり心にしみます
素直な気持ちが言える関係、環境大切です
これからも仲良く一緒に色々なことがあっても
生きて行けそうです?!
親父、お袋、ありがとう
感謝をこめて
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