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下座行

下座行(げざぎょう)


「命の授業」の腰塚勇人です

昨日は伊東商業高校、全校生徒さん達の前で話をさせて頂きました
この学校での講演を紹介してくださった方います

その方は伊東商業の卒業生であり
「伊東清掃に学ぶ会」を立ち上げた、引っ越し会社の社長さんでした

その方が自分の住んでいる伊東に「清掃に学ぶ会」を立ち上げたきっかけは
あのカー用品「イエローハット」会長であり
掃除の神様と言われている鍵山秀三郎さんとの出会いがあったそうです

その鍵山さんの掃除へのメッセージの1つにあるのが

「下座行」

その社長さんも自分の立場にあぐらをかかない
上から目線にならならず、社員員の皆さん、家族の皆さん、そして出会う方々の
目線や今の気持に気づき寄り添えるようでありたいという気持や
自分が住んでいる愛する地域を綺麗することに子どもの成長に必要であると考え

会社の周辺はもちろん、駅前や海岸の砂浜やトイレなどの
清掃活動をされています
(ご存じ方もたくさんいらっしゃると思いますがトイレは全て素手です)

その方も「掃除は自分の心と向きあう時間」であり
「自分の生きている姿が映し出される」と

そして仲間ができ、たのしく活動できることも幸せであるといいながらも
自分のため、自分の生かされていることへの謙虚さを失わないための
掃除であるという気持を強く感じさせて頂きました
すなわち下座業の一つだと


その方と話の中でよく出てきていた言葉

「無名有力」

名の知れていない人の中に世の中でたくさん人のために
力を発揮している人がたくさんいる

逆にこんな事も言っていらっしゃいました
「有名無力」

名は知られていて偉そうなことは言っているけど
結局は自分のことだけ・・・みたいな

私も講演家として生きていくと決めたときに
大切な師からこんなこ言葉を頂きました

人前で話をする人間には3つのタイプがいるそうです
それは

スピーカー
メッセンジャー
実践ジャー

何かを人に本気で伝えようとするのであれば生き様を見せなさいと・・・
すなわちスピーカーでもなくメッセンジャーでもなく

自分の言ったことを裏表なく自分が生きる実践ジャーであること

子育ても、教師も実践ジャーでないとな・・・(ある意味深く、厳しい言葉でした)
責任をどれだけ生きるか・・・

自分の生き方、足下しっかり見ないと・・・
自分と向きあう時間、大切なだな~と感じました

本当に力がある人は謙虚でいる
その社長さんからも改めて教えていただきました

一緒に温泉に入った時
バスタオルと歯ブラシはあえて使わず、フロントの方に「次の方に・・・」と
お風呂を出るとき他の方の履き物を全てそろえる
ご飯を食べれば食器をおお店の方が片づけやすいようにお皿ごとにまとめる
そしてお店の方の顔を見に行き「おいしかったです」と伝える

他にもたくさん・・・

まさしく実践ジャーの方でした
たくさんの学びを頂きました

帰りに駅で
「先生~今日はありがとうございました!!」と
何人かの学生さんから・・・

伊東商業の生徒さんでした
とっても嬉しいときでした

たくさんの方とのご縁に心から感謝します
今日は午後から明日の午前中に四万十の小学校での講演のため
高知への移動です

四万十の方達にお会いできること今から楽しみです

感謝を込めて


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