「命の授業」の腰塚勇人です
皆さん３月２０日はなんの日だったか覚えていますか
１９９５年３月２０日
この日は地下鉄サリン事件があった日です
世界初の毒ガス無差別テロ事件が起こった日です
それから１６年が経ちました
その２ヶ月前には阪神淡路大震災
そして今、世の中は東日本大地震のことでいっぱい
私が個人的に恐れていることの一つに
時間と共にこの地震のことさえ忘れてしまうのでは・・・
ということです
何、いってんだ
まだそんなこと言っているときではないだろう！！
とお叱りを受けるかも知れません
忘れてしまいたい・・・
と思っている当事者の方々の気持ちを踏みにじろうと思っているわけでも
決してありません
しかし、今までの悲しく辛い出来事から今後の人間が
私たち日本人が生きている中での警鐘が
たくさんあったはずなのに・・・
ある意味それまでも忘れられはじめ風化していく
それが怖いです
なぜなら忘れたときから
また同じことが起きる道をたどり始めている気がするからです
過去を引きずるのではなく
過去のその出来事からの体験や学びを生かし、
２度と同じ過ちや辛い気持ちにならなることを繰り返さないよう
今を生きる
当然そして生きていらっしゃる方もたくさんいます
私は今被災している方々を、また日本を救おうとしてくれる方々に対して
今自分ができることの一つに
このことを決して忘れない・・・と決めています
なのでたくさん感じたことをメモに取っています
その中でもこの地震から真っ先に気づかされたこと
それは自分に取って一番大切なものは・・・というメッセージでした
その大切なものを全力で守ること
これから私が一生かけてやり続けることの一つだと思っています
この地震の体験を忘れないためにも
決して他人事で終わらせてはいけないから
地震で被災されました皆様に
心からお見舞い申し上げるとともに
不眠不休で救助活動に当たられている
関係各位の皆さまのご努力に心から感謝し、敬意を表します
どうか皆さまのご無事をお祈りいたします
