やんちゃをやらせてあげなさい
「命の授業」の腰塚勇人です
先日、私の人生を救ってくれた学年主任と
電話で話す機会がありました
「先生、元気ですか?」
「私は元気よ」
「あなたはどう?」
「ケガから何年経った?」
「来年の3月1日で丸10年です」
「早いね~もうそんなに経つ?!」
「先生相変わらず元気だね」
「声だけはね 会わないほうが良いわよ」(苦笑)
「ところで息子ちゃんは元気? もうすぐ1年生終わりね」
「はい、元気というか 元気すぎて・・・」
そうしたら先生が
「やんちゃでいいのよ」
「親の手の中にいるときに、いっぱいやんちゃをさせてあげなさい」
「そうすれば中学になってちゃんと落ち着くから」
「あなたもそうだったでしょ?!」
「命に関わることは別だけどね」
38年間中学の教員を全うし、3人の男の子を育て上げた
先生として、お母さんとしての言葉でした
説得力というか安心感が違うんです
親の手の中にいるときに・・・
この言葉が心に強く残っています
こんな言葉を今でも言ってくれ気遣ってくれる先生
私の大切な宝物です
この話を奥さんにしたら
「本当ですか・・・って言いたくなっちゃう」
「今から電話しようかな・・・」だって
こいつ冗談半分、本気半分だ・・・
なんだか顔がどこか引きつり笑ってしまう私がいました
かと思えば、そう思いながらも「大丈夫」と
息子に楽天的というか、息子を信頼している私がいました
そうだよな 俺がそうだった気がする・・・
気がするでなくそうだった
10年前のこと思い出すと、今でも胸が締め付けられます
しかし、いい経験であったと素直に言えるし
それにより成長できたとも感じています
そう言えるのは、こういう先生がいてくれたおかげ
私がこの先生から一番教えてもらったこと
それは人を許すことかも知れません
「もうあの時のことは忘れていいのよ」
先生に余計な気を遣わせてしまっているならごめんなさい
でも、先生がしてくれたこと
私は一生忘れることはできません
先生がいてくれなかったら
今の私はいないから
皆さんにそんな人いませんか?
その人たちのために生きること
その人たちがしてくれたことを今度は誰かに尽くし生きれること
やっぱり幸せです
先生は私の大人として、親としての
モデルのお一人です
手の中にいてくれる間の時間を意識して、息子を見守り続けます
感謝をこめて
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