声をかけてもらえる喜び
昨日は東京都国分寺市の中学校で
今年初の命の授業でした
冬休み明け、3学期の始業式の後の講演会にもかかわらず
生徒の700人を超える生徒の皆さんが
落ち着いて話を聞いてくれたことに感謝でした
きっかけはこの志事に一番背中を押してくれた
夢を叶える宝地図の望月俊孝さんと
コラボ講演をさせていただいた時
話を聞いてくださった保護者の方からの推薦でした
これから中学3年生は高校受験
公立中学に通う子どもたちにとってはある意味
自分の学力という実力が社会から試される時です
すなわち今までの生き方が試される時です
一生懸命に努力をしてきた人が報われることを知ることは大切です
ただなんのための高校進学なのか
なぜその高校なのか
進学への目的やその意味は人それぞれです
その中で私が中学3年生の担任を受け持った時に
毎回子どもたちに言ってきたことは
自分の人生、自分で切り開いていくことの大切さ
生まれてきた意味はこの世に自分なりの役割があるからこそ
その役割=興味、関心、自分の良さを見つけられる一年間にして
その役割を磨ける高校を探して欲しいと伝えてきました
私も30年以上前の事になりますが、今でもこの時期のことは覚えています
私には中学時代からバスケットをやりながらも
建築技師になり自分で家を建てたい夢がありその準備をして
学校生活お送り進学も考えていました
しかし、進路決定の最後は一つ上の先輩から
「一緒にバスケットやらない?」の誘いで高校を変えました
大学を決める時も建築技師の夢は持ちつつも最後は
女バス顧問の先生から
「あんた教師向いてるよ 一緒の職場で働けたら嬉しいな」の
一言で体育教師にロックオンでした
優柔不断といえばそれまでかも知れません
でも中学時代も高校時代も一生懸命に
自分のやりたいことに打ち込んできた姿を見てくれた人からの
誘いであり、声をかけでもありました
望月さんも、小学校3年生からの恩師もそうでした
「命の授業は今の時代大切だ お前ならできる」
私に声をかけてくれた人たちの共通点は
皆さんいつも厳しく、温かく私を見守り
一緒に歩んでくれた方ばかりで、逆に若輩者の私でも
この人に言われたら、この人に誘われたら・・・と思える
言動一致の方たちばかりだったからこそ
心は動き一生懸命になろうと思えました
声をかけてもらえるって本当に嬉しいです
必要とされている喜びこそ生きる喜びだと私は思っています
だからこそ毎日の気持ちを込めた
弱音は吐いても愚痴は言わないコツコツが大切なような気がします
見ている人はそこを見ているから
今させて頂いている志事も
お声をかけてくださる方のおかげで成り立っています
感謝の気持ちでいっぱいです
だから真剣に本気になれます
自分のため以上に
私を陰で応援し支えてくれる人の存在に気づくと
今に責任感と生きる力が湧きます
多くの子どもたちに少しでも早く
その人たちの存在に気づいて欲しいです
生き方が大きく変わる気がします
昨日、講演を聞いてくれた中学生から届いたメッセージです
今日は私達の中学校にわざわざ来てくださり、ありがとうございました。
私の弟は(去年)まだ小学校1年生の時
交通事故にあい大きな怪我を負いました。
でも今は元気にサッカーをしています!
弟が今ここにいることに、とても感謝しています
今日の講演では、また改めて、そのことに感謝するべきと学ばされました
遠くからわざわざありがとうございました
これからも『命の授業』をたくさんの方に伝えて下さい!
今日も一生懸命に生きられます
大切な人と共に 私を必要としてくれる人と共に
感謝をこめて
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