あれから1年 ~笑顔で生きられる幸せ~
「命の授業」の腰塚勇人です
親父の脳梗塞から1年が経ちました
腰椎狭さくによる足のシビレをとることを
目的で受けた手術だっただけに
手術でのリスクは多少なりとも聞いていたものの
手術の成功を告げられ
さあこれからリハビリで歩けるように!!
親父も家族も安堵と期待で胸膨らませていた手術2日後
病院から私たちに家族に
まさかの親父に脳梗塞の連絡
何で病院で・・・
何で脳梗塞・・・
知り合いの整形のドクターに訊きました
リハビリの先生にも訊きました
正直、口は重たくあまり答えたくないようでした
医療現場でもケースとして少なくないようです
担当医の「残念です」の声は未だに耳に残っています
どこへ向けたらいいの分からない怒りと悲しさ
そして現状での親父の症状への理解と
回復の可能性を知った上で家族として
親父の身体的、精神的ケアーがどのようにできるのか・・・
現実は受け入れることが正直できないまでも
凹んでいる暇などありませんでした
起きてしまった事実は変わらない
そして特に周りへのマイナスの怒りの感情が
あらゆるものにイイ影響を与えることがないことだけは
分かっていました
そして妻の「本当の意味であなたの出番だよ」の一言は
自分を冷静に色々な立場で客観的に物事を考えられる
キッカケとなりました
また、読者の方から「本気のお見舞い」を提案され
実行させて頂いたら全国の皆さんからたくさんの
励ましのお手紙や品々を届けて頂き
私たち家族にとって一番のエネルギーになりました
しかし一年前を振り返ると
まだまだ、親父のやるせなさや怒り、絶望感を受け入れるので
いっぱいだった気がします
あれから一年
親父が繋いでくれた全国の方々とのご縁
そして同居、福祉の方との二人三脚
在宅でのリハビリは私がお世話になっていた先生が
今、週に2回来てくれています
もの凄く安心です
まだ自力での歩行は厳しい中
好奇心と夢は持ち続けている親父
電動車いすを自分で操り散歩まで行くようになりました
「これでお母さんの買い物、手伝ってやれるな」だって
遠慮はいらないと伝えても
言いたいこと、思っていることの
おそらく半分も言えていない親父
それでも一生懸命に今の自分の人生を生きている親父
できる限りの応援をして行くつもりです
「1年間、頑張ったご褒美を考えておいて」と伝えてあります
何を言い出すか?
今から楽しみです
お袋も頑張ってくれました
家族みんなに笑顔が増えました
今ある幸せに感謝の日々です
そして素敵な両親です
まだまだ良くなるよ!! 親父
1年後は必ず歩いていような
自分のために
そして応援してくれた方々のために
感謝を込めて
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