「命の授業」の腰塚勇人です
先日、愛媛県西予市での講演に
高知四万十町から２時間かけて車で来てくれた友人と
高知へ向かう帰り
「ちょっと家に寄ってそば食べていって欲しい」
と言われました
夜はその友人も一緒に
大好きな四万十の小学校の校長先生宅でしたので
「なぜにそば？」と思っていたら
「親父が趣味でそばを打っていて
腰塚さんが来るからそばを打ってくれるか？と頼んだら
快く今打ってくれている最中」だとか
「親父のそばうまいんです」と
嬉しそうに自慢げに話す友人
一度もお会いしたことのない私に・・・
その気持ちだけで感謝でいっぱいでした
友人宅は代々続く地域の土建屋さん
お父さんはその社長さん
いつもは大型重機やトラックを運転しているそうです
友人の家に着きキッチンで作られているかと思いきや・・・
通されたのは離れの家
中からはそばの香り
「ここは？」と友人に訊くと
「親父のそば小屋」
中に入ってビックリ
堀で囲まれた１０人ぐらいが座れる座敷が
そばを打つ場所とは別にあるではないですか
「全部親父が作ったんです」と
そしてそこでそばを打つ、始めてお会いするお父さん
その精悍でやさしさあふれる顔つきの中で
ひときわ印象的だったのが
目がキラキラしていて力があったこと
趣味も仕事もこだわりを持ち大好きなことしている！！
そんな目の輝きでした
友人がお父さんついて何かをいうとき
必ずと言っていいほど
「親父は馬力があるんです」と
その表現がぴたりのお父さんでした
打ち立て、ゆでたてのあるそばを頂きました
おそばが大好きな私
本当に美味しかったです
一瞬でおそばとお父さんのファンになりました
味だけではなく
そこにお父さんの生き様とおもてなしの心を感じたから
今度伺う時は私からお願いしてしまいそうです
お父さんとおそばの味忘れられません
日本中、華やかでもなく目立つわけでもないけど
凄い人たくさんいますね
自分が何を大事に生きるか
自分が何を楽しみに生きるか
自分が何にこだわり生きるか
魅力的な方に共通していることだと感じました
お父さんを紹介してくれた友人に感謝です
また伺わせてください
四万十のおそば美味しかったです
感謝を込めて
