ただただ、悲しいだけ
ただただ、悲しいだけ
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日、米子から帰ってきました
朝、旅館から空港へ向かおうと思っていると電話がありました
それは米子講演の主催者の方でした
昨日のブログでも紹介させて頂いたように
本気の夢を応援することをライフワークとしていて
決めた約束はどんな事があっても守る
本当に学ばせてもらえるものがたくさんの彼です
その彼の開口一番の言葉
「妻が朝方、亡くなりました・・・」
予想もしていなかった言葉に
言葉を失い、頭が真っ白になり
ただただ沈黙の時間が流れるばかりでした
彼が米子で講演を開催すると決めてから
翌月に隣の島根出雲で講演があり
そこまでご夫婦できてくれ
講演後、2時間ほど楽しい時間を過ごしました
その時の奥さんの第一印象は
「ひまわり」のような人でした
明るく、元気で、笑顔が素敵で
今を心から楽しみ生きている!
そして別れ際には
「腰ちゃんの講演、サプライズたくさん作るから!! 」と言って
昨日を迎えるはずでした
本当に奥さんに会えることを楽しみにしていました
実はその時も
彼女は命がなくなる可能性が高い病に感謝をし
共存しながら懸命に治す努力をしていたところでした
その後、入退院を繰り返し
昨日の講演、二週間ほど前から入院をしていられました
痛みと闘いながら
彼女の口から出る言葉は旦那さんへの
講演の準備を手伝えない申し訳ない気持ちと
私の講演への思いだったそうです
講演当日、主催者の彼に会ったときに
奥様が体調を崩し入院中であると聞きましたが
それ以上のことは一切言わず、またそれまでの大変さは見せることなく
講演を終えることができました
「妻も喜んでいると思う」の言葉が忘れられません
その後、奥様の病院に行き
「講演終わったよ」「これからはそばに居るから」と伝えたら
「彼女はうなずいてくれたんです」と・・・
誰も予期せぬまさかのできごとであり、
現実として受け止めることなど到底できるものでもない中
病院の奥さんを前に
ただただ悔しさと悲しさと感謝の気持ちで泣くだけでした
昨日から色々なことを考え、彼の力になりたいと思いながらも
正直、まだ悲しく辛いだけです
もう一度奥さんの笑顔が見たい、お話がしたい・・・
それだけです
今できることは
彼と奥さんの近くに黙ってになってしまうけど
いさせてもらうことだと思っています
「ありがとう」言葉に出せば前に進めるかな・・・
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