お弁当のコマーシャル
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日、講演に行く寸前にTVから
高校生の息子さんにお母さんが3年間
お弁当を作るコマーシャルが流れていました
息子さんのその時々の学校生活での状況を想い、考え
それを励ましや、喜び、時には怒りなどのメッセージを
お弁当に込めて毎日作るお母さん
その中でお弁当作りを「返信のないメール」と表現していました
あるのはいつもテーブルに置いてある
空のお弁当箱だけ
でもそこからお母さんは息子さんからちゃんと
メッセージをもらい繋がっていることを感じています
そして息子さん、高校生活最後のお弁当の日
自分のお弁当もつくり、それを食べながら
「今日まで頑張った私・・・お疲れ様」
私も母親のことを思い出してしまいました
親父の病院へ行くときはなるべく一緒には行き
車の中で話はするのですが
今、こうして生きている一番のベースは
お袋がいたからなんだ・・・
そんな気持ちが改めて湧き
帰り別れ際の「お疲れ様」「ありがとう」「またね」は
やっぱり昨日とは違っていた気がします
それはお弁当に限らず、普段の家族や大切な人たちそして出会った方々に
かける一言ひとつでも、それが続けば
思いの伝わりかた、そしてそこからのつながり方は
全く違うものになることをに気づきました
なぜならそこには
「あなたが大切」
「いてくれて、出会ってくれてありがとう」
そんな想いがが込められている気がするから
大切な人への言動、気持ちを込めて伝えたいです
久々に心打たれるコマーシャルでした
感謝をこめて