被災地に再び伺って 1
「命の授業」の腰塚勇人です
仙台の親戚の所からゴールデンウィークに伺った
石巻のトイレ掃除をさせて頂いた避難所の責任者の方と
倉庫の片づけのお手伝いさせていただいた
電気屋さんのおばあちゃんを訪ねました
その方々からのお話の中で、たくさん学びを頂いたので
何日かに分けてシェアーさせてください
避難所の責任者の方とお話をさせて頂いて
なるほどな~と思ったこと
3月1日から5ヶ月が過ぎ
避難所の方も次第に仮設住宅の抽選に当たり
自立した生活をはじめている方が多い中
責任者の方は避難所のいらっしゃる方々に
大きく2つの意識を持った方がいることに気づかれたそうです
それは今回の災害から未だに、被害者意識から抜け出せず
できない理由ややれない理由をならべ依存傾向が強い方と
災害直後、避難所に来たときから自分たちの生活は自分たちの手で守り
築き上げる意識を持った方に分かれていたそうです
それは避難所のルール一つでも
自分の生活スペースの整理状況でも分かるそうです
私は自分が体験していないため
何もコメントはできませんでしたが
その責任者の方の最後の言葉が印象的でした
「避難所での生活の姿は
津波にあう前の生き方が出ているだけなんです・・・」と
この言葉にハッとさせられました
この言葉に納得しました
どこか自分のケガの時のことを思い出し
改めて今の今日という時間の中での自分の生き方を
考えるきっかけとなりました
「今日を大切に本気で生きなきゃね」
「何が起こるか分からないんだから!!」
言葉の重みが・・・
最後に「地震の前はどんなお仕事をされていたんですか?」
そうしたら
「ただの専業主婦よ!」
目が点になった時でした
自宅が流されながらも5ヶ月間避難所の責任者をされているこの方の
地震前の生き方をやっぱり想像せずにはいられませんでした
「何か起きた時の言動は、その前の自分の生き方がでているだけ」
だからこそ、誰と生きていくか
誰から刺激を受け、学びを受けるか
そして自分が何者なのか・・・
常に考える必要があるようです
ゴールデンウィークお会いしたときも感じたことですが
やはりただ者ではない方でした
出会いに感謝です
明日もこの続きをお話しさせてください
感謝を込めて
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