花のほほえみ 根のいのり
昨日は久しぶりに母親とじっくり話ができました
と言ってもほとんどは
「そ~なんだ」からはじまる聞く側に徹し
なるべく笑顔で
「ど~うしたらいい?」
と聞かれたことだけは自分の意見を
穏やかで冷静でいるからこそ
お互い適切な選択判断ができ
自分が決めたと言動に責任が持てる
当たり前ですが、もうすぐ80歳になる母親
あの馬力と決断力、行動力は今は見る影もなく
兄妹、親戚も半分以上が亡くなり
残っているみんなも自分たちのことで
いっぱいいっぱい
寂しい、寂しいをよく口にするようになりました
母親も私も
介護の環境にある家族に次から次へと出てくる課題は
頭でそして自分たちだけで頑張らなくても良いと
分かっていても肉体的、時間的、金銭的そして精神的に
費やさなければならないものの多さと
それも体が動かなくなり、収入にも限りがあり
私も働いている時間的制約中で対応は
夫婦の事だとはいえ、両親の事だとはいえ
その優先順位や折り合いは本当に葛藤の連続ですし
自分達の願いばかり言われると
カチンときますし・・・
それでも子どもたちには迷惑をかけないようにと
必死に父親を守り頑張っている母親
おふくろ~
必死は必ず死ぬ・・・だよ
昨日の母親の久しぶりに笑った~ 楽しかった~
の言葉にホッとしました
母親の大好きな言葉
花のほほえみ、根のいのり
本当に祈るだけでなく
よく働いて 動いてくれた母親
今は本当に祈ることしかできなくなっちゃった・・・と
介護とは目の前の事を一つ一つ
答えはないけど、その中にどのような笑顔を作り出せるか
両親の少しでも多くの笑顔を見たいものです
親子でいられるうちに・・・
命は笑顔を広げるために、増やすために使おう
今日も命を喜ばせます
感謝を込めて