翼をください
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は茨城県瓜連(うりづら)中学校で
講演をさせて頂きました
きっかけはPTAのお母さんが
「命の授業」の本を呼んでくださって
子どもたちに話を聞いて欲しい・・・
そこから校長先生に本を渡してくださり
今日までに校長先生は3回も本を読んでくれていました
お母さんからも校長先生からも
「今日を楽しみにしていました!」の言葉には
子どもたちに会う前から感謝の気持ちでいっぱいでした
校長先生の子どもたちへの優しく熱い思いをたくさん
聞かせて頂いての体育館へ行くと
子どもたちが整列をはじめているところでした
先生方もいました
しかし、体育館の中で響くのは子どもたちの声だけでした
先生方は一言も声を発することなく
子どもたちが整列できてしまうんです
先生方の私達の見えないところで生徒たちへ
指導が入っているのは当然です
でもその指導の根底には、生徒たちを心から信じている事が
教師であった私には分かるんです
なぜなら先生方が「黙って待つこと」ができるから
アドバイスをしたら次は子どもの力を信じて
任せて行動させて待つ
それを繰り返す中で子どもたちとの関係性を
築きあげてきた結果の整列と感じました
子どもたちの目が安心感と好奇心に輝いていました
講演の最後にサプライズがありました
それは全校の生徒さんたちが
「翼をください」合唱してくれました
その歌声を聞きながら感じたこと
それは、翼をくださいではなく、
私達は背中に小さな翼を持って生まれてきているのかも・・・って
あとはその翼が大きく成長するかどうかだけなのかも・・・って
そして成長する条件が二つあると感じました
一つはその翼の存在を子どもたちに教え
使って飛んでイイよ 飛べたね!!スゴイよ!! であったり
失敗したらまた飛びなおせばイイよ
そしてちょっとずつ翼を成長させようね
そんな事を言ってくれる人の存在
そしてもう一つ
あなたが生きている世界は魅力的で素敵なところだから
思いっきり翼を広げ自由に飛べる世界なんだよ
すなわち、日本という国が豊かで幸せに満ちている
安心で素敵な国だと
伝えてあげられる人の存在
私は嘘でもごまかしでも、お世辞でもなく
日本という国がある意味自由でなりたいものになれ
夢を持てる豊かで安心ができ、心温かな人がたくさんいる
国だと心から思っています
現実はそれだけではないことも分かっていながらも
子どもたちが安心して自由に翼をつかい
自分らしく大空を羽ばたくことのできる環境が
この国にはあることを伝えていくつもりです
そしてその環境を微力ながら守り続けていきます
今日の子どもたちの目を見ていて
そう感じられずにはいられませんでした
校長先生の「子どもたちのために一緒に頑張りましょう」は
本当に嬉しい言葉でした
だからこそ仲間が大切ですね
今日もこれから私の背中にある翼、
思いっきり自分らしく山形鶴岡市の中学校で使ってきます!!
感謝をこめて
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