「命の授業」の腰塚勇人です
広島のお母さんから頂いた手紙を抜粋して紹介いたします
昨年４月に腰塚さんの広島講演を拝聴して
深い感動と共にブログを拝見させて頂くようになりました
５月１９日にアップされた記事を拝見し愕然としました
時は刻々と進み「今」も数秒後には「過去」となります
「今」何事もなく幸せだった状態も秒針が一目盛り進んだ瞬間
想像もできない事態に陥ることがあります
崖っぷちから垂直に突き落とされた直後の狂乱した心は
経験した者でしか理解できない慟哭（どうこく）です
腰塚さんご自身、又お父様のその出来事とその後の生活も一変されたことで
どれだけの衝撃を受けたことか・・・
私にはお父様やご家族の方のお気持ちが分かりすぎて心に痛みが走り・・
居ても経ってもおられなくなりました
２１歳まで共に生き夢や希望をいっぱい与えてくれたたった一人の息子を
亡くした私あの時の瞬間が蘇り涙が止めどもなく流れました
生きる気力を全て失い何度死を考えたか・・・
そんな日々、息子が遺してくれた生涯にたった一通の手紙に
感動してくださった方々からの励ましが大きな心の支えになり
今日まで命をつながさせていただいています
私は「寄り添い共に在る」ことの大切さを痛感しています
（中略）
お父様の誕生日９月１日は関東大震災の発生した日でもあります
震災で亡くなった私の息子を心に抱きながら生きる私が
お父様への想いを重ねることになりましたのも
深いご縁があったのではないか・・・と実感しています
どうかお父様が一歩一歩少しずつ前に進んでくださいますように・・・
「出会い」は人を生きる方向を導いてくれます
１６年と７ヶ月 悲嘆の人生を歩んでいる私も腰塚さんと同じように
「出会い」が道しるべとして歩む方向を定めてくれています
出会ったお一人おひとりが空の星のように無数に点在し煌めいていますが
その方々は全て線で結ばれ星座のように輝いています
私たちも出会いをいただいた方々のつながりによって
生きる方向へ導かれています
出会いは星座のように・・・
腰塚さんが今後も多くの方々の「気づきの時」に立ち合われ
ますます優しく輝いて生きてくださいますように・・・
そしてお父様が、ご子息、勇人さんの命の煌めきで
明るい輝きを取り戻され、自力で煌めかれ日が一日も早く訪れますように・・・
追伸
「親愛なる母上様」は息子が大学入学の時に私にくれた手紙です
今となっては私の命綱のようになってしまった手紙です
この手紙によって出会った方が腰塚さんの講演会に誘ってくださったのです
腰塚さんの「五つの誓い」を私も心に深く刻み
しっかり生きようと思っています
ありがとうございます
明日は息子さんがお母さんに宛てた「親愛なる母上様」を紹介させてください
「寄り添い共に在る」「出会いは星座のように・・・」
大切にしたい生き方です
感謝をこめて
