緩めること 2 ~怒ると叱る~
緩めること 2 ~怒ると叱る~
「命の授業」の腰塚勇人です
自分の子どもや生徒たちと生活をしていてどうしても
怒る場面があります。
その原因の大きなくくりは「失敗=ミス」です
その失敗の仕方によるのだと思うのですが
私は未だにトラウマになっていることがあります
それは忘れもしない8歳の誕生日の日
ちょうどその日は日曜日で
お誕生日会がはやっていました
お昼の時間に併せて我家でも友達を呼んで誕生会をしました
この時にもらえるプレゼントが超~嬉しかったことを覚えています
夜になり家族で夕食をとり終えた時
父親が私に「どんなプレゼントもらった?」と尋ねてきました
私は自慢げにプレゼントを父親に見せました
その中の半分近くが私の大好きだったプラモデルでした
すると父親が「一緒にプラモ作ろうか」と
私は内心断りたい気持ちで実はいっぱいでした
なぜなら私にとって父親は星一徹のような存在の何者でもなかったからです
なので「NO」とは言えず・・・
楽しいはずのプラモ作りが極度の緊張感の中でのものに・・・
「失敗したらどうしよう・・・」そればっかり考えていました
悪夢は現実に・・・
極度の緊張感の中で、折ってはいけないところ折ってしまいました
次の瞬間予想通りの結末が・・・
「何やってんだ~」
父親はプラモデルの部品を箱ごとブン投げました
反面教師まで行きませんが
息子には「ドンマイ」「じゃあどうしようか?」と
言えるような父親でいようと思っています
叱ると怒る
同じようでも全然違います
子どもの心に残るものが・・・
これもある意味父のおかげですね・・・(笑)