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熟成と成熟

熟成と成熟


先日、久々に築地で大好きな鉄板焼きのシェフのお店に行きました
素材から調理まで全てにこだわりを感じるのですが
その中でも、お肉に対してのこだわりは半端でなく
その仕入れから管理まで全て彼が任されていて
一番美味しい「熟成」の時を見極め今日使う分だけ
ストックしている専用の冷蔵庫から朝持ってきて
提供するというこだわりよう

噛んだときの肉のうまみの出方が
柔らかいとかとろけるとはまた別の次元のものなんです
情けないかな、上手く言えないんですけど
とにかくうまいんです

またそのお肉の熟成の話しをさせたら
楽しそうに嬉しそうにいつまもで話しをしてくれるです

彼とのつき合いはもう15年近くになります
今の彼の姿を見て、話しを聞いていると
自分ではまだまだといいながら
成長の域から成熟の域に入り始めているように私には映ります

それは鉄板を焼きながら何百人、何千人の方と出会い話しをして
そこに洞察力・判断力・受容力・知識・技術・信用・人脈・余裕などの
広さ以上に深みを感じるからかも知れません

私もこの仕事をして色々な素敵な方に出会わせていただく中
やぱり気になるというか、興味をひかれる方は
年上の男性が多いです

外見、実績、考え方、生き方
素敵だな、自分もこんな風になれたらいいなっ
こんな年の取り方したいなって
私なりの「成熟」を感じる男性に会うとワクワクしてくるんです

そう思う理由の一つが人生折り返しの時期を過ぎ
年と共に老化の自覚症状は少なからず持つ中で
過去の自分の人生や生き方を振り返ることも
何度となくするようになってきてそこで思うことに
俺、今でも成長できているのかなぁ~???って

悩んでも仕方ないと思いつつも
中高年になって 若さを失い身体の動きが以前みたいに思うように・・・
その分、年を重ね目に見えない部分の充実が
カバーしてくれているのかなって

そうでありたと思うのと
それが洞察力、判断力・受容力・知識・技術・信用・人脈・余裕なのではと
友人のシェフやときめきを与えてくれる方々から感じたものです

こんな話しをある校長先生にしたら
年を取ることは成熟すること、そう信じられる時代が昔はあった
今では、若いころ何に情熱を燃やしたのかさえ忘れ、
ぼんやり生きている大人が大勢いる
私もその一人だけどね
ワッハッハだって
やはり人生の成熟を意識している校長先生でした

そういえば
『人間にとって成熟とは何か』という
曽野綾子さんの本棚にあったような・・・。
このタイミングでもう一度
読み返してみようと思いました

今日はこれから群馬県渋川市の中学校へ伺います
洞察力、判断力・受容力・知識・技術・信用・人脈・余裕
生きているということ、仕事をしているということは
毎日、全てが試されているですよね

その意識とフィードバックを素直に受け止められる自分でありたいです
今日を生きていることに、仕事ができること
そして出会いに感謝です


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