心の底にあるものは
「命の授業」の腰塚勇人です
先日父が下血と貧血で検査入院をした
検査結果は胃潰瘍
そして今日家族3人で母を迎えに行き病院へ
父はこの3日間点滴だけで水も当然食事もとっていなかった
顔を見て開口一番「腹減った~」・・・
これを聞いておやじの生きるエネルギーを感じた
まだまだ長生きしてくれそうだ
安心した
そんな中、隣のベットの70前後の方が息子に
「坊やは小学生?」と聞いた
息子は「幼稚園の年中」と答えると
その方は「私にも同じくらいの孫がいるんです」
「孫はかわいいですね~」としみじみ目を細めて息子を見て言ってくれた
母親が「近くにいらっしゃらないんですか?」と聞くと
「はい、外国に・・・」
「もう2年くらい会っていません・・・」と・・・
愛おしそうな目で息子を見ていた
その方の顔に思いのすべてが映し出されていたように感じた
「また来ます」「ありがとうございました」しか言えなかったが
ふと頭をよぎったことがあった
あと何回親父とお袋に家族3人の顔を見せてあげられるのだろう・・・
そう思ったらなるべく顔を出そうと思った
ある意味、親父とお袋に限ったことではないが
死からのカウントダウンは生まれた瞬間から始まっている
子どもとして親に「ありがとう」だけではなく
やりきったと思える感謝の言動を普段から取ろうと思った
この世に私を産んでくれた父母なのだから
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