夫として
「命の授業」の腰塚勇人です
先日、中学校のPTA主催の3年生卒業講演後
PTA会長さんとお話をする機会を頂きました
その方は男性で、講演終了後涙を流しながら
「腰塚さんがケガをしたときの苦しさは
夫として男として考えたら・・・」
こんな切り口で感想を話してくれました
初めてでした
一人の人間という立場ではなく
夫という立場であったり
男という立場
「私だったらある意味もの凄い重圧というか責任感を感じます・・・」と
会長さんは付け加えていました
今まで講演でもそして誰にも言ったことことがないのですが
妻が私の手術の最中
もし私が手術がうまくいってもこのまま寝たっきりの生活になったら・・・と
考えるだけで不安と恐怖からトイレで吐き続けていたのと同様に
私自身も妻への迷惑なんて、そんな言葉では片づけられない
もしこのままだったら、この先一緒に人生歩んで良いのか・・・
正直考えました
こいつのためにも・・・
そんな心理状態には思いたくてもなかなか・・・
あの時、子どもがいたらどうだったんだろう
「家族を守る」って考えられたんだろうか・・・
自分でも会長さんの言葉に考えさせられるものがいっぱいありました
結果的には今、妻がいて息子がいて
お互いにある程度、自律しあって、支えあって
笑顔と幸せを感じながら生活ができていますが
私の状態が今より厳しかったら・・・
これはあくまで個人的見解です
そんな状況でも世の中には多くのたくましく幸せに暮れしている
ご家族の方がたくさんいらっしゃるのも知っています
改めて家族をある意味支えるということを考えさせてもらった時でした
この頃、講演を聞いた女性の方から
「子どもにもだけど、旦那にも聞かせたい」という声を多く聞きます
ご家庭にどんな背景があってそのような感想を伝えてくださるのかは
半分わかるような、半分・・・のような
その言葉を聞くたびに、
我が家もそうですが
夫婦がもっと分かり合い、意思の疎通の大切さを
感じられずにはいられません
お父さんも頑張っていますよね
そしてお母さんも頑張っていますよね
お互いに頑張ってくれて
家をそれぞれの立場から守ってくれて
「ありがとう」「助かるよ」
この言葉があれば・・・
そんな単純な問題ではない!!とお叱りを受けそうですが
そこから始めてもいい気がしました
家族みんな頑張っています
大切なのは「何のために・・・」
家族が一緒にいる目的
もう一度、考えてみようと思います
じっくり妻と息子の顔、見ちゃいました
感謝の気持ちしか湧いてきませんでした
いてくれるだけでありがとう・・・でした
感謝をこめて
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