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何のためらいもなく

何のためらいもなく


「命の授業」の腰塚勇人です

友人家族と食事をしたときのことです
友人の二人の子どものうち下の子は3歳

目が透き通っていてキラキラしていました
と同時に何もかもを真正面から受け止め、見ている気がしました

だからかも知れません
何も後ろめたいことないのに、彼に見つめられると・・・
目を背けそうになる自分がいるのは、なぜなんでしょうね(苦笑)

そんな彼が「おじちゃん聞いて」と歌をうたいだしました

それも、ウルトラマンタロウや仮面ライダーV3

懐かしい~と思いながらも
何で3歳の子が昭和50年前後のタロウやV3を?!

その理由はすぐに分かりました
パパです
友人は私と同じ昭和40年生まれで
お風呂でいつも歌ってあげていたそうです

子どもの記憶する力もさることながら
タロウやV3を歌ってあげる友人も偉い!!

自分自身を振り返ると
息子がそのぐらいの時は、彼が見ていた番組に合わせて
自分が覚えて一緒に歌っていた記憶があります

タロウやV3なんて考えもしませんでした・・・

それにもまして
3歳の彼の大きな声で歌う姿を見ていて
羨ましささえ感じました

それは逆にいつから自分を思いっきり前に
出すことをやめてしまったのだろう・・・

その理由は色々考えられる中でも
やはり周りの人から目や評価を気にしはじめた頃から
自分の意見や表現に良い意味でも悪い意味でも
ブレーキがかかってきた気がします

TPOをわきまえることであったり
責任を考え行動することであったり
当然、自分の行動は自分でコントロールする必要が
大人になるに連れてあるのは分かっていながらも

逆にアクセルを全開で踏んでも良いときに
全開にできなかったりすることも度々です・・・

3歳の彼が、評価を気にしていなかったと言えば
そうかも知れない・・・と思いながら
いや、ちゃんと評価を気にしていました

それは彼の歌を聴いている回りの大人が
「うまいね~」「上手だね~」っていって
その姿が可愛いあまりに褒めまくっていました

すると彼の声は大きくなったり
上手に聞かせようと意識し始めたり

でも、そこにはやはり「認められている」「褒められている」量が
何のためらいもなく素直に自分を表現できるところへ
行き着いている気がしました

彼のそこにいた全員の注目を浴び
気持ちよさそうで満足げな姿はとても印象的でした

家に戻ってきてから笑ってしまったことがあります
我が家の息子がタロウとV3を歌っているではありませんか!?

奥さんに「いつ覚えたの?」と聞くと
「あの時で覚えちゃったみたい」
「よっぽどみんなに凄い!!って言われていたのが羨ましかったみたい」

そうなんだ・・・
今度、風呂に入って大きな声で一緒にタロウとV3歌います!!

また、一つ楽しみができました
3歳の彼と息子にそのまま成長して欲しい・・・と
願わずにはいられませんでした


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