「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は新潟県長岡市で
新潟県人権擁護委員会総会の中で講演をさせて頂きました
担当は県の福祉保健課の方でした
そしてこの日までの準備や段取り
当日の進行等を任されていたのが
今年、大学卒で福祉保健課に配属された
フレッシュマンの彼
駅に迎えに来てくれたときから
とっても初々しく、爽やかでした
その反面
謙虚というか、いっぱいいっぱいというか
とにかく計画通り、事が進むように・・という
必死さが伝わり、顔が引きつり
あっちこっちを走り回って、頭を下げ続けていました
しかし。彼の姿を見ていて不安より
なんだか嬉しく懐かしいものを感じたときでした
それは必死でありながら一生懸命だったから
私と彼ではやっていたことは違ったけど
俺にもこういう時があったよなぁ～・・・
正直、上司や出席者のお偉いさんの顔色が
気にならないかといえば嘘にはなりながらも
任せられた、与えられた仕事を一生懸命に進める彼
そこには多少、段取りが悪かろうが、不手際があろうが
終わってしまえばいいという
ドライなものを感じませんでした
一生懸命の心が伝わってきました
一生懸命の別名は「人のため」
だから人は一生懸命の人を応援したくなるんです
そんなの仕事だから当たり前と
ドライに言い切る大人には私はなりたくありません
だって私にもフレッシュマンの時があったから
右も左も分からない仕事を任せられた、任せてもらった
初心者の時があったから
そして夢を語り
今自分がしようとしている仕事がどれだけ素晴らしいものかを
教え、見守り、応援してくれた先輩に育てらてきたから
自分の立場を守るだけの指示、命令だけの人は
私の周りにはいなかったから
彼に出会えて、彼が担当してくれて
本当に良かったです
若いころの必死になり、一生懸命だった時のこと
思い出すことができました
これから経験を積み、要領も良くなり
力の入れどころ、抜きどころも覚えていく彼
そして仕事とはと語りはじめる彼
そんな中、今の気持ち、今の姿忘れないで欲しいと
願うばかりでした
彼に見習い、今日も一生懸命にお話しをさせて頂きます
今日はこれから兵庫県豊岡にある中学校です
今日も素敵な出会いがあります
行ってきます！！
感謝をこめて
