あなたがしっかりしないと!!
「命の授業」の腰塚勇人です
講演を聞いてくださった女性とお話をしました
その方はご主人にガンが発見され余命宣告を受けた時の体験を
私に話してくださいました
私自身、ケガをして手術直後から言われ続けた言葉
それは「頑張って・・・」
励ましの意味で言われているのは分かっていながらも
正直、嬉しさより本当に苦しく辛い言葉でした
その方はご主人を支えなくてはならない立場から
何人の方からも言われた言葉があるそうです
それは
「あなたがしっかりしないと・・・」
「私もその言葉を言わるたびに苦しかったです・・・」と
「そんなこと言われなくても分かってる」
「でもどうして良いか分からない」
「不安で怖くて仕方がないの!!」
「この言葉を言われるたびに
独りぼっちになっていく気がしました・・・」
彼女はその時の気持を淋しそうな顔をして伝えてくれました
逆に「どんな言葉に元気が出ましたか?」と訊くと
彼女は
「無理しちゃダメよ」
「あなたが倒れたることは、一番あってはいけないことなんだから」
「みんなで力を出し合いましょう」
「一人で頑張らないで」
こんな言葉を言われたときでした
と伝えてくれました
頑張らなくてはいけないことなんて
誰に言われなくても分かっている
でも、そこに
応援してくれる人
支えてくれる人
今の気持を分かってくれる人
その気持を伝えられる人がいるからこそ
ケアーへのエネルギーが生み出せ
疲れを安らげる
「頑張って」「あなたがしっかりしないと」が
決して「あなた一人で・・・」という
意味を込めてでの言葉でないのは分かっていても
言葉一つで
その声をかけられた人のケアーへの向き合いかた
そしてその環境から解放されたときの
周囲の人への見方、気持は大きく変わって来る気がしました
最後にその方が
「同じ体験をしないとなかなか分かりませんね・・・ 」
この言葉に共感もできれば
逆にその思いを伝えて少しでも同じ気持になる方を少なくできれば・・・
そんな気持が内側から出てきました
話をしてくださった彼女には心から感謝です
これからも、言葉と心、大切に使おうと思います
生きているときしか使えないものですからね(昨日のブログより:笑)
月曜日です!!
皆さんにとって、そして私にとってステキな一週間の始まりです!!
感謝を込めて
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