後輩、頼む!! ~今できることにBESTを尽くせ~
「命の授業」の腰塚勇人です
この時期になると思い出すことがあります
それは私が24歳の時ですから
もう22年前になります
それは教員採用試験
大学には体育教師を夢見て入学
勉学に励む?も4年生の現役での試験では不合格
卒業後、公立学校の非常勤体育講師として勤務
初めての教育現場
生徒の立場からある意味教える立場に
何もかもが新鮮で、毎日体当たりで
自分の想いや夢を子どもたちに伝えていました
充実しながらも、実は心の中は
自分をごまかし、できない理由をならべての生活でした
7月にある、現役で落ちた教員採用試験の勉強
非常勤講師をやると決めたときも分かっていたはずなのに・・・
講師の仕事を言い訳に勉強から逃げていた私
試験にはのぞんだものの
結果はやる前から分かっていました
そのくせ、凹み後悔と自己嫌悪に
教壇に立て、毎月収入があり生活ができていることに
安心していた私
試験に落ちた時に突きつけられる
自分を甘やかし、ごまかしていた現実
お前は正教員ではない・・・
このままだとズルズルいく・・・
もうこんな思いはしたくない・・・自分をごまかさない・・・
次の日から1年後の試験合格を自分と約束して
勉強をはじめました
その一番最初にした作業が
なぜ教師の仕事に就きたいのか
なぜ教師でなければならないのか
なぜ非常勤講師ではいけないのか
思いつく限りノートに書いた思い出が残っています
4月から新たな学校で非常勤講師をしながら
自分の勉強机には1年目の非常勤講師で担任をした
クラスの子どもたちの写真を置きました
3回目となる試験の時は
その写真をYシャツの胸ポケットに入れて受けました
今、教職の現場を離れ講演家という仕事になっても
全国の大学の先輩にお世話になっています
昨年11月に講演をした茨城日立市の小学校に
非常勤講師の大学の後輩がいました
別れ際、来年の試験合格を約束して?させて?
分かれました
試験一週間前、焦りに焦り今が一番苦しいんです
昨日、伺わせてもらい彼に質問しました
なぜ教師の仕事に就きたいのか
なぜ教師でなければならないのか
なぜ非常勤講師ではいけないのか
彼は「大好きな子どもたちがいてくれるから」と
元気と勇気が湧いてきましたの言葉と笑顔に
ホッとしました
合格祝いの約束をして帰ってきました
あとは彼の自分の人生への本気さを信じるだけです
感謝をこめて
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