介護職の方々への感謝
昨日は三重県四日市市で介護福祉士を養成する
大学、短大、専門学校の先生方の全国大会があり
講演をさせていただきました
「介護難民」という言葉が生まれてしまうほど
介護を必要とする方とその家族
そしてその方々の介護にあたる施設とマンパワーが
絶対的に足りていない深刻な状況になっています
そして同時に起こっている利用さんさんたちへの
サービスの質の低下
私も自分が福祉の方のお世話になりはじめて
世の中の福祉の仕組みを少し知ることができましたが
まだその時は自分ごとでしたが
3年半前の父の脳梗塞は
父親本人だけの問題ではなく
母親、私たち家族の生活が大きく変わる出来事でした
半年間のリハビリ病院のうち
後半の3ヶ月は正直、回復を見守りながらも父親の退院後の
生活環境、継続的機能回復環境などを考えた
生活基盤を作りというか現状からの適切な環境探しと準備に
もの凄いエネルギーを費やしました
両親の介護のことはいつかは・・・と頭の片隅にしかなかったことが
突然、介護の課題を突きつけられた時は
正直、父の回復よりこれからの老夫婦の生活と
私たち家族の生活をこれからどうするか・・・
今までの体験したことのない緊張感と危機感の毎日でした
その時に一番に力になってくれたのが
ケアーマネージャーさんや介護福祉士さんや施設の方々であり
私たち人生の恩人でした
あれから3年半、落ち着いた生活ができているのも
デイサービス、訪問リハビリなど福祉の方々のおかげです
医療福祉専門学校でも講師をさせていただいていますが
福祉を志す方の数が減っている現状を目の当たりにします
そこには色々な理由がありますが
昨日も、学校、先生方の立場から
どうすれば福祉の世界の仕事に興味を持ち
世の中に質の高い人材を育て活躍してもらえるか
真剣に考える皆さんがいてくださいました
そしてその時、思ったことです
福祉も医療も学校教育も受ける立場の人間が
評論家や批判だけで終わるのではなく
当事者意識を持ち自分にできことでの支援、応援の必要性を
強く感じたときでした
福祉の環境整備について勉強不足で意見は言えません
ただ、福祉を利用する方々やその家族の幸せに
一番近くにいてくれる方が
介護福祉士さん、ヘルパーさん、ケアマネージャーさんたちはないかと
私は思っています
だったら、その方々が元気に楽しく仕事に取り組める応援が・・・
って単純に思っています
私のできる応援をこれからもしていきます
高齢化社会の中で他人事ではない現状を昨日も考えたときでしたし
自分の息子に自分のことで・・・考え準備をする必要ありです
今、長崎に向かう飛行機の中です
教育委員会様主催の教育講演会です
素敵なご縁とうれしい再会が待っています
今日を大切に生きます
感謝をこめて
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