どんな場所より、どんな自分でいたいか ~進 路~
先日、中学生のお子さんを持つお母さんから
息子さんの進路について
A高校とB高校どっちに行こうか迷っていると相談を受けました
「行きたい高校が見つかっているだけでも
凄い事じゃないですか!」と伝えると
お母さんは問題はそこじゃなくって・・・って顔をされました
なので自分の経験上の話しかできませんがと前置きをして
私自身今までの学校の進路や就職を決めるときに
恩師や仲間から教えられ心がけてきたことをお話ししました
それは
どんな場所にいるかより
どんな自分でいたいかを大切に
自分の人生の岐路を考え選んできたということ
私の中でも中学校時代のあることがきっかけでした
両親なりに私のことを思って
学力の高いイイ高校、大学に行き将来は安定した就職に就くことを
強く望んでいました
しかしそこに違和感を感じていた私がいました
毎日を必死に生きるの精一杯で
そういう時代でなかったのも分かりながら
「おまえの夢は?」という質問を両親からされたことがなく
どこかこうあるべき・・・
単純に自由に選びたいと思った私がいました
その時くらいからです
自分に対し
「どんな自分でいつもいたか?」と自問自答するようになり
その思いを基準にして進路や仕事
プライベートでの生き方遊び方を選んできました
自分が選んだからには自分が責任をとる
(とれないことも多かったですが・・・)
そんな気持ちは持っていました
色々話しながらも最後に生意気ながらこんな事を伝えました
お子さんなりに答えは持っていると思います
整理をつけるために
こんな視点でお子さんに訊いてみたらどうですか?と
1 どちらの高校の方が、入学したあと楽しいことが多そうか?
2 どちらの高校の方が、私自身の人間性を成長させてくれる環境か?
3 どちらの高校の方が、自分の以外の人のことを考えられそうか?
4 それをふまえて他の高校の選択肢はないのか?
「子どもに訊いてみます」といってお母さんはお帰りになりました
お子さんの事を一生懸命に考えている素敵なお母さんでした
どんな場所にいるより、どんな自分でいたいか
何をするかより誰とするか
ケガをしてからなおさらこの気持ちと生き方
そしてその責任はについて強く持つ私がいます
毎日、幸せと楽しさと生きている喜びを感じ
大好きな人たちと生きていきたい
そう思ったらあとはその環境を自分で選び
作り出す行動力をもち小さな成功体験を積み重ね
失敗体験を次に生かすだけです
今日も自分の気持ちを大切にしながら生きていきます
素敵な一日になります
感謝をこめて
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