今できることを・・・



「命の授業」の腰塚勇人です

この頃少し、個人的に違和感を感じることがあります

それは災害の支援に対して「～してきた」「～してあげた」
という言葉を耳にすることです


言葉尻をつつくつもりはないのですが

今、自分にできることを考え
何か行動に移すだけでもスゴイと思う中

自分でもハッとした瞬間でした
「してきた」じゃない
まして「してあげた」じゃない・・・


本当は「させてもらう」「させてもらった」ではないのだろうか・・・と


それは神社で被災地の方への一日も早い復興を祈らせて頂いたとき
ふと托鉢の方のことが頭に浮かびました

お金や物をその方にお渡しするとき言う言葉は
「あげる・渡す」という意味合いの「どうぞ」ではなく
「どうか」という意味を込めての「お願いします」だそうです

そこには「どうか渡したものを私のかわりに有意義に使ってください」
という意味が込められているそうです

私たちがしていること
本当はさせてもらっている
本当は自分がすることをできる人に託している

そしてこの被災にあわれた方々は
どこかで私たちの身代わりになりこの体験をしてくれ
大切なメッセージを私たちに与えてくれているのではないか？


そんなことを勝手ながら思わずにはいられませんでした
個人的にはこの気持ち大切に持ち続けたいと思っています


自分に今できること
それは心を込めて話をさせて頂くことです

感謝を込めて