桜を観て
桜が満開です
テレビからではなくやっぱり外に出て
観に行きたい!! と思ってしまいます
それは年に一度、この時期しか観れないからであり
自分の身体全体の感性で受けとめたいから
私だけでなく意識せずとも
毎日のルーティーンや仕事
自分に入って来る画面からの情報の中
自分の欲しものだけを選択し
思考回路が自分の都合の良いように固まりはじめ
これはこうだよねって
人、もの、ことも決めつけ
考えようとも感じようともしなくなっている気がします
先日読んだ本の中に
私たちが「一日」に得ている情報量は
平安時代の人が一生かけて得ていた量だそうです
平安時代のスゴイ人
そうです、紫式部も
私たちの1日の情報量とまでいかなくても
源氏物語を書き上げたことになります
それができたのは
花の香
風の揺らぎ
雲の流れ
月の満ち欠け(昨日は満月でした)など
感性を磨き上げ
自分との対話の時間を大切にしたからかもしれません
またこんなデーターがベネッセから出ていました
本を読みすぎると思考力が落ちる
私も最初は???って思いましたが
その理由は自分の好きな本、好きなジャンル
ばかり読んでいると思考が固まる
できる限り色々なジャンルの本を
読んだ方が良いという警告でした
情報があふれる、スピード重視の時代だからこそ
選ぶのも大変!! だからこそ
一つ、一つをしっかり受けとめ感じて、味わい、考える
それを強く感じたのが
10年前の東北大地震の時のボランティアで
行って初めて感じたテレビでは伝わらない
衝撃の数々
桜を観るのも
本来、私たちが持つ力を身体が欲しっている気がします
生き急ぎすぎ
生き急がされ、考える時間、感じる時間を奪われ
迷い、悩む、人と違うことがダメな
正解と思わされている中で生き
自分でもすぐ答えが見つからないと安心でない
色々な人と出会い、色々な所へ行き、色々な本を読み
その都度、感じ、考え、葛藤もする
裾野が広がるからこそ頂点は際立つ
裾野が広がるからこそ許せるものも多くなる
色々な体験、大事だなぁ~と桜を観て感じた
今日この頃でした
自然はイイです
今日も素敵な一日に命が喜びます
感謝を込めて