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負けた理由は

負けた理由は


昨日から青森に来ています
今日明日、青森の中学校、教育委員会、一般の方々に
命の授業をさせてもらえます

8月の最初にねぶた祭りで来たばかりで
その後、高校の時代の部活の先輩と会い
「今度来るときにスゴイ国士舘の後輩
 紹介できるようにしておくから」と

誰?と思いきや
青森山田高校、新体操部監督、荒川栄さんでした
国士舘大学、柔道・剣道・サッカーも強いんですが
新体操も強く、日本に男子新体操を広めたと言っても過言ではないんです

荒川先生は私より8歳下
大学で新体操日本一になり
そこから岩手の公立学校の高校の先生を経て
青森山田高校の先生になり男子新体操部の指導に

ここ10年、夏に行われる全国高等学校新体操選手権大会に団体戦で
ベスト6に入り続けている学校です
しかし、今年の夏は10位だったそうです

お会いし、伺ったときにその悔しさと
生徒さんたちの力を発揮させられなかった理由を教えてくれました

男子新体操部を強くした前任の恩師の先生から
「なぜ、負けたのだと思う?」と質問されたそうです
荒川先生は思いつくまま自分なりの答えを伝えたそうです
そしてその答えが全て違う・・・と
恩師の先生から出た答えは皆さんなんだと思います?

その答えは、子どもたちと一緒にいる時間が短かったからだと

教え子さんはシルクドソレイユにも入っていますし
幼稚園の子どもたちから高校大学生まで
トップレベルのト育成環境は作れたと
ただ、大学を出た後の新体操で食べていける環境がないと
プロとして活躍できる普及にも教師をしながら
力を注いでる先生の生活環境

生徒の朝練の前に来て、生徒が午後練習を終わり変える姿を見届ける
それが当たり前なんですけど
やはりその日数が少なくなり生徒たちと一緒にいる時間が短かったです・・・と

今年の高校野球を見ていても感じたことです
グランドの上でプレーしている選手たち
その選手たちと見守る監督やコーチたち
ここまでくるのにその裏にはどんな生活や練習があったのだろと
最後は監督と生徒さんたちがどれだけ強い信頼関係で
つながっているかななんだろうなぁ~って

何を伝え教えるかと同じくらい
同じ時間を一緒に本気で生きる

もっと話しが聞きたい!
そう思った方でした
まだまだ知らないこと、知らない世界がいっぱいです
日本のトップ、世界を目指す人の話はやはり魅力的ですが
そこにあるのは「凡時徹底」当たり前のことを徹底する

荒川先生の
「当たり前のことができなかった僕の責任なんです」の言葉が
印象的でした
その当たり前のレベルは半端じゃないんですが・・・
こうも言っていました
高校時代を新体操にかけて来てくれた生徒たちなんです
だからこそ・・・

またカッコイイ指導者に会えました
素敵な刺激をもらいました
今日はこれから青森市内の中学校に伺います
素敵な出会いが待っています
命の授業、本気で楽しく伝えてきます

一緒にいるって大事ですね
感謝をこめて


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