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伝えること伝わることの違い

伝えること伝わることの違い


2日間、岐阜の福祉専門学校で
介護福祉士と作業療法士を目指す学生さんに
講義をさせて頂きました

講演とまたひと味違って
私はやっぱり「教える事が大好き」
と実感します
というか児童・生徒・学生さんたちが好きなんです

自分がどんなボールを投げるかで返ってくる反応が
色々であることを知っているから
それをリアルタイムに感じ受け取ることができるから

そしてそこに
伝えることと伝わるこの違いがあることを知っているから

講演はある意味
何が伝わったか、何を持って帰ってくれるかは
聴いてくださった方にお任せのところがあります

しかし講義は講師の
伝えたかったこと、知って欲しいこと、分かって欲しいことなどの
意図が明確にあり
それを限られた時間の中で理解してもらえるかどうかは
講師の工夫次第なんです

その反応がリアルタイムに分かるため
講師の力が問われるというか見透かされてしまうんです
教育って、教育者ってそういう意味では厳しい世界であり
それが伝わったとき感動が格別なのを知っているから
またやめられないんです

逆に伝わっていない、つながれない時の
あの空気の重さは学生さんたちには申し分けない気持ちと
自分が情けなくなり、ダメージも結構あるんです

伝えることと伝わることの違いと難しさを
昨日、一昨日も体験したときでした

それを伝えられる先生
また感じ方や理解の程度の違がう、違いすぎる生徒、学生さんを
色々な事情を抱えながらも学校へ来てくれている
生徒、学生さんに向き合える先生方ってやっぱり凄いです


講義をみてくれた担任の先生からも
「やっぱり腰塚さんは先生なんですね」と

生徒さんや学生さんが目の前にいてくれると
どうしても嬉しくなっちゃうんです
彼等に可能性を感じるから

先日も校長先生から
「控え室で話をしている時と壇上に立ったときの顔つきが
 全く変わりスイッチが入ったのが分かりました」と

控え室にいるときから結構
気は遣っているつもりではいるんですが・・・
と思いつつも嬉しい一言でした

出会う生徒さん、学生さんの少しでも力になれた
そんな気持ちで日々
「伝えることと伝わることは違う」を意識して

自分が伝えたいことをしっかり持ち
一人でも多くの方に伝わるための努力と工夫を続けたいです

たくさんの刺激と学びをもらった2日間でした

今日は午後から北海道に向かいます
夜は大切な素敵な仲間にたくさん会えます
また笑顔と感動と気づきをたくさんもらえる時間になりそうです


北海道へ行くと知った息子から
「パパ、白い恋人買ってきて」と
「どうして?」と聞くと「ホワイトディのお返し」
「いくつ?」とあえて聞いたら
「20個くらい入っているの一箱でいいや」だって
それ以上は突っ込みませんでした(笑)


素敵な一日になります
感謝をこめて


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