天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らず
8歳になる息子
幼稚園に入ったころから朝食後必ず30分
何かしらの勉強を毎日続けています
感心させられると同時にこれが良かった思うことは
やっぱり早寝早起き
彼は今でも夜の8時には寝て、朝の6時に起きます
そして起きてからの登校までの1時間45分はスケジュールが決まっていて
自分で時間を見て動いています
10時間睡眠いつまで続ける?と思いながら
続けられることまでは続けさせてあげたいです
長期のツアーから帰り朝一緒にご飯は食べるものの
夜遅くなり彼が寝てしまい会えなくなる日の朝など
勉強している彼に
「勉強ばっかしてるなよ 遊ぼ~ぜ 勉強なんか学校だけでイイよ」
というと「だって楽しいんだもん」だって
俺と遊ぶのは楽しくないんかい!!
子どもって面白いですね
やめろというと余計に頑張っちゃう
書斎に戻ったらたまたま福沢諭吉の学問のススメが目に入り
初めて読んで目が点になった時のことを思い出しました
それはあの有名な言葉
「天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らず」
人から何回も聞かされていましたが私の中では
「みんな平等」そういう意味だと思いこんでいました
その後に言葉が続くことを知らなかったんです
「天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らず」
「されど人の世は賢き人あり、おろかな人あり、貧しき人あり、富めるもあり
人は生まれながらにして貴賎貧富の別なし・・・」
人間は生まれた時には差はない、しかし貧富の差があるのはなぜか?
それは、学問をしているか していないか、その差が貧富の差になっている
だから、学問をしなさい
だからタイトルが『学問のすすめ』なんだと
職業に貴賤はないからこそ、自分を磨き、努力次第で
人生を切り拓くことができると感動したときでした
本をペラペラめくると
福沢諭吉「心訓七則」@福祉会館 掲示板よりというメモがありました
世の中で一番 楽しく立派な事は
一生涯を貫く仕事を持つと云う事です
世の中で一番 みじめな事は
人間として教養のない事です
世の中で一番 さびしい事は
する仕事のない事です
世の中で一番 みにくい事は
他人の生活をうらやむ事です
世の中で一番 尊い事は
人の為に奉仕し決して恩にきせない事です
世の中で一番 美しい事は
すべてのものに愛情を持つ事です
世の中で一番 悲しい事は
うそをつく事です
勉強は人を助けるため、人を喜ばすためにするもので
決して自分の力をひけらかすためではないと
息子には伝えています
なぜなら培った知識や能力は
どう使うかが大切だと思っているからです
私自身ここで学問のススメ、「心訓七則」に
再び出会ったことのメッセージは
「心して毎日を生きなさい」といわれているようでした
今日、明日の午前中は和歌山
明日の夜は千葉県に伺います
感謝を込めて
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