原点からの宝物
昨日は、私が生まれ幼稚園まで育ち
小学校1年生入学1週間だけ通った学校の周辺
=中学校区(中学1,小学校3)のPTAの方が集まっての
研修会でした
生家やその周辺、通っていた幼稚園など
講演前に行くことができ
40年も前のことなのに鮮明に色々な場所で出来事を覚えているんです
家の玄関前の階段で冬、牛乳瓶を持ったまま転び手のひらを切ったことや
母親と一緒に庭の土を崩し初めて買った車の駐車場を作ったこと
父親にこっぴどく怒られ玄関前に3時間たたされたこと
友達の晋ちゃんと遊んだこと
幼稚園の打木先生や隣に座った初恋のくすのきかおるちゃんのこと
などを思い出しました
一つだけ新たな感覚だったのが
昔も今も建物風景の大きさは変わっていないのに小さく感じたこと
それは私が大きくなり目線が高くなったから当然なのに
どこかガリバーになった気分でした
性格は変えられる
でも私の原点であるこの場所で幼少期までに
もらったたくさんの無償の愛と厳しさは私の宝物であり
人を信頼し人とつきあう時の気持ちを培ってくれました
歳をとったのかなぁ~
40年以上前のことだもん
講演が始まり中学校の校長先生のはじめの言葉が
とても心に残りある意味衝撃的でした
「先日、詳しくは言えませんが保護者の方がおみえになり
子どもを殺して私も死にたいと
また、ある時は保健の先生が生徒がリストカットをしましたと
命や死の危機に直面することが何度かありました
その保護者、生徒さんたちのメッセージは
私は頑張っているんです、そのことに気づいて助けてという
SOSなんです
決して死ぬこと、体に傷を付けることを
いいとは思っていないんです
今日は参加者お一人お一人が大切な命や今生きていることを
もう一度見つめてもらえる時間になったらと思っています」と
私の命の授業、聞きましたっけ?と思うほど
ストライクな始まりの言葉であったのと同時に
実際の現場での生の声には大人として身の引き締まる思いでした
夜には来年度うちの中学で講演をのメールをいただき
感謝の気持ち以上にしっかり生きねば・・・
と感じたときでもありました
講演が終わり帰りの車の中では息子のことが頭から離れませんでした
親としていっぱいやっちゃったーと思うこともしでかしているけど
一生懸命に彼の幸せを願い子育てはしているつもりです
でも、8歳になる彼はどう感じ、幼稚園、小学生になり
たくさんの方々にであい、お世話になり
どんな宝物を集め始めているのだろう・・・
まだまだ親としてもできることがある気がしました
来年9歳(ここのつ)
1つ、2つ、3つ・・・・・7つ、8つ、9つ
「つ」のつく歳まではとにかくいっぱいの愛情を子どもに与えなさい
理由は忘れましたが、母からも本でも読んだことがあります
私もそうだった気がします
38年間お付き合いをしている恩師も
小学3年生、9つの時の出会いでした
一日、一日に大切に一緒に生きていきます
そしてその時の出会いを大切に
相手を信用し思いやれる子どもになって欲しいと願うばかりです
素敵な時間と気づきの多い一日でした
今日はこれから愛知岡崎市の中学校へ伺います
気持ちを込めてかつ等身大の自分で話をさせていただきます
今日も素敵な一日になります
感謝を込めて
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