GIVEの心のひろがり ~豊かさの反対は~
「命の授業」の腰塚勇人です
先日、日本人学校へ行かれた先生ご夫妻と
お話をすることができました
ご夫妻はメキシコの日本人学校に3年ほど勤務をされ
中学1年生、小学生のお子さん3人も一緒にメキシコでの生活
毎週、ストリートチルドレンの施設を訪問していたそうです
月に一度5ペソ、日本円にして50円ほどのお小遣いもらい
市場に自分の好きなものを買いに行くのを
楽しみに生活をしていた施設の子どもたちがいたそうです
ちょうどそのお買いものの日に施設を伺うことになり
一緒に買い物に同行したとき、同じ小学生の一人の男の子が
ご夫妻の3人のお子さんに自分のお金で買ったお菓子を
1個ずつ渡したそうです
その時の渡している彼の笑顔が本当にうれしそうだったそうです
ご夫妻はじめ、お子さん3人は衝撃を受けたそうです
その後、一番上のお子さんが日本に戻った後
スピーチコンテストに出場した時のタイトルが
「本当の豊かさ」
男の子からお菓子をもらたっ時のことをお話ししたそうです
本当に豊かさとはお金や物の豊かさではなく
想い合い、分かち合え、心が通じ合えつながれること
すなわち、与えるGIVEの心の広がりであると
締めくくったそうです
そのスピーチは最優秀賞だたそうです
このことを話してくれたお母さんは賞のことより
自分の子どもにそういう感性があってくれたことを
喜んでいました
そのお子さんは世界に目を向け
ご家族と今でもストリートチルドレンの支援を
続けられているそうです
「GIVEの心の広がり」
今でも残っている言葉です
こんな言葉を思い出しました
豊かさの反対は貧しさではない
問題は豊かさの中で充満している心の貧しさです
決して満足することのない心の飢餓
それを貧しさというのです
すなわち「もっと、もっと」から
ストリートチルドレンのGIVEの心と行動力
本当の豊かさを考えさせられた時でした
GIVEの広がりを目指して今を生きていきたいものです
感謝をこめて
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