被災地に再び伺って 3 ~心が少しでも元気になると~
「命の授業」の腰塚勇人です
ゴールデンウィークに倉庫の片づけをお手伝いさせて頂いた
電気屋さんに伺いました
お母さんと息子さんご家族が
この地でもう一度電気屋さんを復活する!!と決めて
生活をはじめています
お店は中のものの片づけは終わっているのですが
建物のダメージが大きく
お店の再会は2階まで浸水したご自宅を使ってでした
そして、5月に伺ったときに
ご自宅の周りには壊れたお家がたくさんあったのに
先日は電気屋さんのご自宅以外は更地になっていました
「ここにご近所の方はお戻りになってくるのですか?」と聞くと
「分かりません・・・」の答え
そんな中でもお店の再会を決めた理由
それは津波直後は家も倉庫もメチャクチャで
お店の再会より片づけを考えただけで息子さんは
気持ちがめいって何もする気にならなかったそうです
そんな中
「倉庫や家の片づけに来てくれたボランティアの方たちの姿が
一番の勇気の源でした」と
「この倉庫をみるたびに、皆さんの姿が思い出されるんです」
今、倉庫の中はエアコンの室外機や部品でいっぱいでした
「この倉庫は人の優しさの心でいっぱいなんです」
「心と心のつながりがあるからここで頑張ろうと決めたんです」
「お手伝いに来てくださった方にもう一度ここへ来て欲しいから・・・」
息子さんの言葉を聞いた後、私自身
入院中の支えになってくれた方々のことが頭に浮かびました
誰からも「頑張れ・頑張れと言われたわけではありません
でも、頑張りたかったんです
自分のために
そして私を支え、助けてくれた方々のために
心と心のつながり、大切にしたいです
伺うたびに私がたくさんの生きる力を頂いています
また、時間を作り伺うつもりです
感謝を込めて
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