その目は私を助けてくれる目
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日のブログ、伊藤あさみ さんとのお話の中でとっても印象に残ったことを
もう一つ伝えさせてください
それは私ももの凄く共感できた部分だったのですが
伊藤さんは外に出ると必ずと言っていいほど
近くにいる人たちの注目を浴びるそうです
バスに乗るとき
買い物をしているとき
伊藤さんにしてみれば当然のように
バスの回数券も買い物もそしてその料金の支払いも
全て足を使ってとなるわけですが
その周囲の方から見れば
全員といわないまでも
!!!・・・になるのは当たり前かも知れません
それが物心ついたときからその視線を感じてきたそうです
私も退院して麻痺が強い中、社会に戻ったときの
周囲の方の視線はもの凄く刺さるように感じました
この人普通ではない・・・
自分とは違う
実は家からでれない状態が続きました
これも勝手などこか被害者意識のような観念からだったと思うのですが
やっぱり辛かったです
そのようなケースが正直、視線だけではなく
言葉として投げかけられたときは
辛さを通り越し憤りを感じたことも・・・
今でもその視線が気にならないと言ったら嘘になるかも知れません
でもその視線への固定観念が一方向差別的なものとしての
解釈や思いこみから
違うものを受け取ることができるようになったのも
伊藤さんとの共通の認識でした
それはその方に私たちが映ったとき
「何か、私たちにできることは・・・」と
考えてくれている方がたくさんいるということ
ご自分から進んで声をかけ力になってくれようとしてくれる人
私たちがお願いすれば快く手をかしてくれる人
そして「助かりました」「ありがとうございました」と
人の優しさを感じ、温かさを感じ、幸せを感じることがたくさんできるということ
伊藤さんのこの言葉には驚きました・・・
「皆さんが私を見るその目は、私を助けてくれる目なんです」
伊藤さんは迷いなく優しい笑顔を見せながら言っていらっしゃいました
この人は本心で言っている・・・
私には正直そこまで思うことはできませんでした
全員では・・・
でもそう思えたら幸せだよなって
幸せは自分が決めるもの
伊藤さんにお会いできたこと私にとってまた一つ
宝物となるご縁を頂けたときでした
「これからもお互い元気に、自分の使命を生きていきましょう!」
と約束をしてお別れしました
昨日の兵庫県宝塚市にある雲雀丘学園小学校の
800名を超える児童・生徒の皆さんには使命と感謝の気持を新たに
話をさせて頂けた自分がいました
「一人じゃない・・・」
そんな気持がつよかったです
伊藤さんいつまでもお元気で
また、お会いできる日を楽しみにしています
感謝をこめて
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