お互い様
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日の夜、1年ぶりに前の職場の同僚から
新年会の誘いの電話をもらいました
とっても声が弾んでいてその声だけでも
「今とっても元気で楽しいんだ」と分かりました
なぜなら彼は私が退職したときは職場の人間関係で
鬱になり、悩み、苦しみ1年近く療養休暇に入っていたから
周りが全て悪いわけではないにせよ
その主原因がやはり人間関係であったことは事実で
その彼の誠実さと同僚とチームとしてまとまりたいと思い
そして責任感の強さから無理をしていたようで
何回か話を聞いてたり、遠回しに私なりに手は尽くしてみたのですが
やはり限界ぎりぎりまで頑張ってしまった彼でした
お医者さんにかかったときは即、仕事を休むように言われ療養休暇に
自分の今の状態を受け入れ、現状を改善するのに
一番支えになってくれたのが
「今の(弱い)自分を受け入れ、理解してくれたくれた家族」
だと彼は言います
休んでいる間も何回か外で会い
顔の色つやと表情が次第に変わっていくのを感じていました
すると今度はやはり現場復帰への不安を口にするようになりましたが
一つ彼の中でこの体験から宝物を得たようでした
それは「自分にとって大切なもの」が一体何なのか?
ということと、本当に彼が「大切にしたい生き方」が
見えたときのようでした
彼が現場復帰をした昨年4月
私は職場を卒業してしまい入れ違いになってしまい
気にはしながらもご無沙汰だったのですが
昨日の彼からの電話で私の第一声が
「元気そうだね」「仕事はどう?」と訊ねると
「一緒のクラスの先生たちが
アイコンタクトや暗黙のうちの了解で動いてくれるんだよ」
「これは私の仕事や担当じゃないからとか言わないんだよ」
それと「~してあげたのに・・・みたいな」恩着せがましさがなく」
「お互い様だから」と言い合えるんだ」
嬉しそうに聞いていれば延々と話しちゃう?みたいな勢いでした
でもその声を聞いてある意味
自信と元気を取り戻してくれている・・・と
ホットしたのが正直なところでした
昨日のブログに頂いたコメントを読まさせて頂いて
本当に一日24時間の1/3以上を過ごす仕事
自分がどのような目的と目標を持って取り組むかと同じくらい
誰と一緒に働き、どこまで分かり合え協力でき仕事をたのしめるか
そしてこれ以上は・・・という関係や仕事の限界はどこなのか?
本当に大切だと感じました
と同時に頭を柔らかく保ちつつも
自分の大切なもの、大切にしたい生き方をしっかり意識していることの
大切さにも改めて気づけたときでした
「今は仕事が楽しい」といいながら
同僚の先生への感謝の言葉が途絶えない彼でした
それはあなたの同僚を思う言動すなわち生き方がそうさせているんだよ
ただそれだけのような気がします
お互い様ですよね
電話ありがとう
感謝をこめて
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