また会えたね
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は、楽しみにしていた約束がありました
それは、11月に大分県日田市で講演をさせて頂いたとき
参加をしてくれた車いすの高校2年生の少年に羽田空港で再会の約束
彼が志賀高原でのスキーやディズニーランドそしてリハビリ施設の見学を含めた
日程の修学旅行で東京に来てくれていました
大分へ帰る最終日の昨日、今日の四万十での講演のために向かった羽田空港で
再会ができました
お母さんと学年主任の先生も一緒でしたが、とても元気そうでした
たぶん半分は元気そうにしていてくれたんだと思います
最初は修学旅行の参加を本人を含めて家族みんなで
やめようと思っていたようです
答えは簡単
行きたい気持はあるけど、「みんなに迷惑がかかるから・・・」
私が高校2年生の時の修学旅行「みんなに迷惑をかける・・・」なんて
全く考えていなかったです
ただただ楽しみでした
彼の修学旅行に行こうとする時のスタートは
本当は行きたいんだけど「みんなに迷惑をかけたら・・・」
こういう気持での修学旅行もあることに今更ながらに気がつかされきました
何も考えずにワクワクだけで行ける幸せ・・・
「大丈夫!」と言葉で言うのは簡単
でも本人は大丈夫ではない
自分のことでの他の人に時間と労力を使わせることが余計な負担であり
迷惑と感じてしまうから
いくら周りが大丈夫って言ってくれても
それは自分の本意ではないから・・・
正直、私の中でも今でもあります・・・
そして中学3年生で首の骨を折ってから車いすと両手にも傷がいが残る状態での
初めての新幹線と飛行機そして長旅
お母さんや先生方が一緒でも、不安でないはずがない
色々な思いと不安そして葛藤しながらも来てくれた
彼が元気そうだったのは
「やってみてちょっと自信がついた」の言葉に表れていた気がする
本当に不安だったのだと思う
でも来て良かったね
彼は今回の修学旅行で一番興味をひいたところは
リハビリのトレーニング施設だったようだ
そこには同じ境遇でも自分の人生と真剣に向きあっている人がいたり
その人の自立に本気で関わっている人を目の当たりにしたようだ
「高校を卒業したら東京に行こうかな・・・」なんて
ちょっと思ったみたいです
今を本心から一緒に頑張れる人が欲しいんだろな~
あまり時間がなくじっくり話が聞いてあげられなくってごめんね
修学旅行を終えて感想また聞かせてくださいね
会えて良かった
君が頑張っていてくれるから俺も頑張れる
今日も四万十の小学生との出会いを大切にしてきます
感謝を込めて
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