和都村(ワトソン)さんの思いやり
先日、大分の日田で講演をした後に
「思いやり」というテーマで意見交換会があり
そこで精神障がい者雇用施設の代表の方とご一緒させていただきました
たくさんの話をさせていただく中で
共通する考え方や思いがたくさんあり、勝手に親近感を持ってしまいました
共通項がたくさん見つかるって本当に瞬間的に
その人との距離がギュッ!!と縮まります
そして笑顔の数も格段に増えますね
「思いやり」というテーマからの視点も共通していました
それはお互いに「相手の方の何を見ますか?」ということに着目していました
私は交換会の中で
大人と子ども、教師と生徒、上司と部下、親と子、ドクターと患者さん
などの色々な関係で
お互いの立場や考え方、経験値、生活環境から
見ているもの、見ようとしているものがちがい
そこにはお互いにギャップを感じ
その時に相手が何を見ているか考え、感じ取れ
それにあった対応がとれることが思いやりになるのでは・・・
と話させてもらいました
また、雇用施設の和都村さんは、人を見るとき
その人の行動から知った悪いところ、できないところを
その人だと決めつけるのではなく
その人のまだ知らない、今はまだ小さな良さに着目しようとすること
それ以上に人は誰しもイイところがある視点から始めることが
思いやりでは・・・と話してくれました
和都村さんの話の中には「人」「人間」という言葉が多く聞かれ
それは「人権」につながっていると伝えてくださいました
私もどこかで自分が障がい者にからの方が
人としての人権を少し考え実感するようになった気がします
それは違いへの違和感、抵抗感より
その前にある人として共通に大切なものを意識して生きていくこと
そう感じています
そうなんです
和都村さんはアメリカ、アイダホご出身の方でした
ものすごく気さくでオープンマインドで
今ある出会いを心から楽しんでいる
そうなんです
壁がないんです
それは和都村さんの生きることへの人への見方からきているのだと
感じた時でした
見習いたい生き方です
和都村さん、とっても素敵な出会いをありがとうございました
感謝を込めて
今日はこれから青森です
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