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「命の授業」の腰塚勇人です

昨日は9月以来、人生2回目の大分県での講演でした
日田という町で林業が今でも盛んで高校にも林業科があるということでした
これって日本でも珍しいそうです

講演は青年会議所の方が主催をしてくださり
一般の方約300名に話をさせて頂きました

実はその前に私に連絡がありました
その話の内容は中学3年生の時に水泳の部活の最中に飛び込みで
首の骨を折ってしまった今高校2年生になる
男の子がお母さん、弟さんと一緒に私の話を聞きに来てくださり
その後相談がしたい・・・という話がありました

時間が少しとれたのでOKの返事をして
昨日を迎えました

講演の前に、3人で控え室へ顔を見せてくださり彼と初対面
身体はやはり高校2年生でラグビーと水泳をしてきただけに
しっかりしている

でも足は完全な麻痺状態、左腕の麻痺も強そうでだからといって
右手の指の動きも良いわけではなさそうでした

彼と会って一番最初に気にした事
それは彼は今、自分の人生で
何を見ていて
これから何を見ようとしているのか・・・ということでした

会うことに不安とか心配とかは私の中に全くありませんでした
なぜなら共通の体験を持っているので
痛みも、苦しみも不安もそして喜びも幸せ感も
一緒に共有でき共感できるから
逆に同情が最大の敵だということもお互いに知っているから

そして彼が私に何を求めているのか?
それは彼から聞けばいいから

私のなり答えられることを答え、その後は彼に判断を任せれば良いから
なぜなら彼の人生であり、彼には考え、選択し生きる力があるから

講演が終わりその後1時間近く話をする中で
ケガから2年が過ぎ、これ以上の機能の回復は難しい症状固定の状態
おそらく一生車椅子の生活となる彼が私に求めてくれたこと

(外見的にはその姿だけしか見えませんが、 
 実は首や腰の骨を折って神経にダメージを受けた人の後遺症としての傷がいは
 想像を遙かに超えて身体反応としてあっちこっちにでるんです)


それはこれからの夢をどうすれば見つけられるか・・・
自分はこれから先、何に向かっていけるのか・・・でした

彼は言い切りました
今が幸せです


その言葉の意味は全く身体が動かなく心も体もボロボロで
人生のどん底のあの時の辛さから比べれば今は幸せです・・・と

彼からは今が幸せだからこそ
もっと楽しく生きていきたい
そして自分の使命を見つけたい

そんな思いを強く感じとることができました
自分のオリジナルな人生を探し始め、歩み始めようとしていました

自分が自分の人生の主人公に戻ること
実はそれは楽しいことより辛いことがこれから多いかもしれません
なぜなら自分で責任を負うことが多くなるから
すなわちそれは人のせいにできなくなるから

「俺の気持ちなんて分からねえだろが~!!」
ある意味言えなくなるから
自分のいろいろなものとの葛藤が今まで以上に起こるから

そんなことを感じながらも彼に伝えました

今に感謝で生きられるステージの先には自然と意識しなくても
人に生き方で感動や気づきをもたらすことのできるステージが待っているよ
それは自分が心から楽しいと思える生き方を見つけ、すること
自分の使命を見つけること
自分の夢となるモデルを見つけること
(私の個人的意見です)

なので私の信頼しているコーチを紹介しました

出会えたこと、そして君の人生の一部だけど
これから一緒に共有できともに歩める機会を与えてもらえたこと
心から感謝をします

大丈夫、君の笑顔は心の底からでているから
大丈夫、君の目は輝いているから

人生は楽しいぞ~
でもその原点は今ある幸せに気づくことから・・・


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