パネルディスカッション
「命の授業」の腰塚塚勇人です
昨日は栃木県那須の原青年会議所の皆様の主催の中での講演でした
会場には一般の方が200名ほどお集まりくださり
70分ほど話をさせていただいた後に
今回は「家族の絆と地域のつながり」というテーマで
40分ほどパネルディスカッションがありパネラーをさせていただきました
パネラを一緒にしてくださったのが児童相談所の方
今回のテーマの内容の中心は主に「虐待」
相談所の方の話によると
日本でも昨年などは一週間に一人以上の割合で
虐待により子どもが死亡している現状があると聞き
私的にはかなりショックでした
たくさんの背景がある中でお起きていることは言うまでもなく
そのひずみが一番力の弱いところへ出てしまっている・・・
そしてその中心にいるのが言うまでもなく親であり、その人が暮らす地域
親の育児に対しての孤立
親の育児の仕方が分からない
親の仕事とのバランスからくるストレス
夫婦関係
家庭の経済的問題などなど
あげればきりがない中
やはり親の本来持っている子育てへの喜び
子どもはいてくれるだけで幸せ
そう思えなくなっている
忘れてしまうほど普段の緊迫している生活の中に
緊急的ある意味きれいごとと言われる方が多いかもしれませんが
親たちが自分の話を聞いてくれる人の存在
安心でき、信頼できる人との関係の必要性が重要という
方向で話が進みました
その中で話を聞いていた方の中から
イギリスでは子育てを卒業したお母さんが
若いお母さんの子育て支援をする制度があることを伝えてくれました
日本では昔からそれは親子の中でできたいたもの・・・と思いながら
今の日本には制度としてある意味必要な気がしました
おそらく力になりたい方たくさんいらっしゃると思います
そして力になってほしい・・・と思っている方も
お互いがどうアプローチしていいか考えて迷っていたりする気がしました
実は相談窓口があってもそこに行くのには時間的なことより
結構勇気がいる気がします
最初から一生懸命に子育てをしていない親なんて
ほとんどいない気がしています
抱えている問題も最初から虐待になっている訳でもないと思います
お子さんが生まれた時点でお母さん、ご夫婦への
「誰かの対応」が「誰かの支援」が必要であることを強く感じました
すなわち「誰か気にする」
その中で自分には何ができる
自分の家族をしっかり守る事をしながら今できることを考えていました
子どもたちの命
子どもたちの人生
大人しだいでどうにでも変わってしまう・・・
でもその中で一生懸命に生きている子ども・・・
今こうやって書いていても正直具体的に、自分的にどう動けるか
悲しいかなまとまっていない状況です
そしてパネルディスカッションの最中も
質問に対して自分の考えをシンプルにコンパクトに伝えるには
やはり専門的勉強も必要だと痛感していました
そう思いながら言うのも難しいけど
言うだけじゃ・・・そんな気持ちもありました
自分なりの子育て支援
自分にできる子育て支援
強く考えるキッカケをいただきました
子どもたちは絶対に宝であり、ダイヤモンドの原石です
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