こんな生徒さんがいました
「命の授業」の腰塚勇人
先日、小学校で講演した時です
講演前にトイレに行きました
トイレに入ろうとしたら
廊下の向こうから猛ダッシュでトイレに向かってくる
一人の男の生徒さん
「どうぞ」と言って先に行かせてあげたら
トイレが真っ暗に近い状態で
外にある電気のスイッチをつけに戻ってきました
二人で並んで用を足し彼の方が先に手を洗って
教室か体育館へ行くと思いきや
どうも私がトイレを出るのを待っている様子でした
私の頭の中は「うん?!」
次の瞬間ビックリでした
彼は私がトイレを出た後、トイレの電気を消してくれました
彼は私がトイレを出るのを待ていてくれたのです
私がすればいいことです
でも彼は私を待って電気のスイッチを消してくれました
彼は私が消し忘れるって思ったからでしょうか
それとも自分がつけたからでしょうか
最後にトイレを出たのは私です
彼の行動に色々なとらえ方ができます
彼には何かの理由があり電気を消してくれたことは事実です
そしてその行動に私なりの解釈もつけられます
でも、その時ただ単に私が口に出した言葉は
「ありがとう」でした
彼はニコって笑って廊下を走って行きました
幸せな気持ちいっぱいになりました
本当に感じます
幸せは頭で感じるものではなく心で感じるもの
そして生きる原動力の一つが幸せの体験であり
幸せ体験は、幸せの連鎖を呼ぶ行動になると
逆に幸せの連鎖を呼ぶ行動=生きる=自分の心と体の使い方
=命の喜ぶ生き方じゃん=5つの誓いじゃん!!と感じました
彼の行動=大人の鏡だとするならば
彼の周りにいる親御さん、先生方、大人の方々を想像してしました
逆に今、痛感していることがあります
それは自分の息子を含めて
子どもから学ぶことがたくさんあるということ
本当にありがとう
出会ってくれてありがとう
自分なりに幸せの連鎖を呼ぶ行動、意識して今日も生きていけたらと思っています
感謝を込めて
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