「命の授業」の腰塚勇人です
昨日家に帰ってきたら妻が半分呆れた顔で
私に息子のことを話してきた
顔を見た瞬間にいい話でないことは分かった
いつもなら玄関まで迎えに来てくれる息子の姿もない
「何しでかした？」と聞いたら
妻は「息子に聞いて」と
息子を呼んで「幼稚園で怒られた？」と尋ねた
すると息子は小さな声で
「ふりかけ食べちゃった・・・」
「ふりかけ？？？大したことないじゃん」と心の中で思った
すると妻が「ちゃんとパパに話しなさい！！」
「ビンの中のふりかけ食べちゃった・・・」
「ビン？？？」
「ビンのふりかけって？」
「おかわりのふりかけを飲んじゃったの・・・」
「飲んじゃった？？？」
全く理解ができなかったので妻に尋ねた
「どういうこと？」
息子は給食が終わった後
ビンの中に入っていたおかわり用のふりかけを
そのまま口の中いっぱいに食べたそうだ
そしてふりかけを入れ過ぎて、むせ返し吐きだし事件が発覚したそうだ
先生からは大目玉だったそうだ
「ふりかけの味どうだった」と聞いたら
「しょっぱくてからかった」と
どうしても一回食べてみたかったそうだ
なんだか笑ってしまった
心のどこかで「よくやった！！」って思っている自分がいた
私も不二屋のシュートケーキがホールでどうしても食べたくて
息子が生まれる前に一人で隠れて食べたこと思い出した
途中から気持ち悪くなりながらもホールを完食した満足感を得ることができた
息子のしたことがイイか？と言われたら当然悪い
でもちょっと彼の気持ちが分かる気がした
そういう時ってあるよな
「でももうしない」と彼は言っていた
私ももうホールはいいです（笑）
