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120年の伝統と重み

120年の伝統と重み


「命の授業」の腰塚勇人です

先日、千葉の成田山のすぐ前で和菓子のお店をされている
4代目の方とお会いしました

120年お店が続いているそうです

この話を聞くと「へぇ~そ~なんだ」程度に思ってしまった
私がいたのですが・・・

先日TVを観ていたら
100年以上お店が続く、それも調べると数多く・・・

世界で日本だけだそうです


その背景には「職人」と「伝統」
そして「人とものを大切にする」といった文化が
日本の国にはあるからだそうです

この変化が早く、多様性の価値観の中で
TVの中でも起業しても10年後
残っている会社は数パーセントと言っていました(詳しい数値は忘れました・・・)

そう考えても何十年、何百年続くということは
逆にこれから先、会社を存続させていくということは
並大抵の努力ではないことを4代目との話からも
感じ取ることができました


ふとそんな時、田舎で家系図を見た時のことを思い出しました

100年どころの話ではありませんでした

そうですよね
じいちゃん、ばあちゃんで明治生まれ
その前のひーじちゃん、ひーばーちゃんまで行っただけでも
軽く今の家系が100年は超えています

そう考えると・・・

今、私が生きているってこと=この世に存在するってことは
何百年もの間、受け継がれてきた命ということであり

その途中で誰かがいなくても
誰か違う人でも

今の私は存在しないということになるのかも・・・
なんて感じました

これもある意味、伝統かもしれません

4代目がしょっている伝統の重たさと責任
そんなもの本当に大変になったら降ろしてしまえばいい・・・
そういう考えがあってもいいとは思います

また命と一緒の話にすること自体がおかしいのかもしれません

でも、お店も命も伝統である気が私の中ではしています

この命しっかり守って、しっかり生きて
次につなげていきたいです

4代目の
「変化に対応していかなくては生き残れない」
「でも最後は自分のお店にあるお菓子をどれだけ好きか」
「そして、毎日変わらない味をお客様に提供できるか」
「毎日が伝統なんです」

「私の使命はこのお店を次の代につなげていくことです」と
彼は言い切りました

カッコイイ4代目でした


「自分の命が伝統」
ちょっと背筋が伸びた瞬間でもありました


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