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限界は

限界は


先日、長野市での講演を終え
佐久市で知り合いの経営者の方の所を伺いました
70歳を過ぎているのにいまだに現役
30分のはずが、会長さんの話を1時間半

その話しの内容は人間最後は色気と食い気
最後は農業が世界を救うという考えから
ご自分のこれからの世界に向けての事業展開の話しを
してくださいました

「今の私にとってはまだ夢だけどな」と言いつつも
やはり感じたことです

情熱を持っている人の全てのことの始まりは
「理想」や「夢」からであると
逆に一歩を踏め出せない人に共通していることが
自分の中にある「常識」からスタートしているということでした
経験値を持ちながらも常にその経験の上に新たなものを
のせようとチャレンジするか
ある意味、自分の中にある常識=自分を守れるゾーンの中に生きるか

会長さんの言葉の中には
「これから」とか「本当は」という
自分が今持つ常識を横に置いての発言が多かったんです

決めたのは自分であっても
妥協してゴールを設定すると
情熱が失われやる気も創造力も失われる
経験を私も何度かした覚えがあります

会長さんの話の中で
「人生は情熱と自分の目の前にある事への熱意と誠意だ
 情熱を犠牲にする生き方は、人生を犠牲にすること」

うまくいく人は、まず「理想」や「夢」を描き
本当はどうなりたいかをハッキリさせている気がしました
そして、理想を確信に変える
自分なりの理由をたくさん持っているんだろうなぁ~って
それも頭で考えたのではなく自分の体験からくるもの
「う~ん」とうなるしかなかったです
私の常識がはたらいてしまいました・・・

その後、佐久病院に行った時
リハビリをしていた仲間に言われた言葉を思いだしました

「無理だ、もう限界だ」と思うその時こそ
自分の人生は分かれ道にさしかかっていると

「限界という思いこみを自らを受け入れるのか」
それとも
「その限界を破りにかかるのか」
「俺は自分のつくった限界を破ることが快感なんだ」と
彼は今、完全復活をしています

自分でも限界は常に自分の心の中にある
ある意味弱さであると思っていましたが
快感とまで言われてしまうとその後の言葉がなかったです

でも会長さんからも、入院中の仲間からも
思い出させてもらったことです
限界だと思ったところから
本当の新しい自分の人生や発見が始まるのだと

限界は限界でいいんです
そこまで情熱を持ち頑張ってきた自分がいるのも
確かなんです
でもそこからどうするなんですよね

この頃の俺、限界を感じる生き方しているかなぁ~って
思ったときでもありました

少しでも昨日より成長している自分に会いたいです
今日も素敵な一日になります
感謝をこめて


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