椅子を一緒に作って思い出したこと
書斎で読書専用のリクライニングの椅子が壊れ
息子と一緒に買いに行きました
「これが良いんじゃない」と息子が言った椅子
形も座り心地も良いのですが組み立て式
「一緒に作ってくれる?」
「イイよ」
組み立て自体、それほど難しくはなく、息子もやる気満々
一回、一回取り付けのネジを回し終わるたびに
「よし、できた~」
そして「パパ~面白いね」って
「ありがとう」「助かっているよ」
その時、思い出したことがあります
息子と同じくらいの年齢の時
車のプラモデルを作っていると父親が
「お父さんも手伝ってあげるよ」って
次の瞬間、それまでのリラックスした楽しさは
緊張感に変わってしまいました
「一人でやるからイイよ」とも言えず内心
「失敗しないように、怒られないように」
そればかり考えていました
そんな時に限って・・・
折ってはいけない部分であるパーツを折ってしまいました
「ヤバっ!」
とっさに手で隠しましたが父親の目は私の手元を見ていました
次の瞬間「なにやってんだ~」
プラモデルの箱とパーツが空を舞っていました
思い出したら、笑ってしましましたし
今となってイイ思い出です
でも、その時わたし自身確認したことです
親子の関係の中でもお互い守らなければならないルールがあります
ただ親として子供のポテンシャルをどう引き出すか
それも一つの仕事だと思っていますし
それが子供の自立へとつながるとも思っています
プレッシャー、ストレスに耐えられ、乗り越える力も必要です
ただ、親が子供の力を引き出す、伸ばすための関係づくりで
大切なものの一つが安心感であると思っています
危機感や恐怖心をあおって子供にYESを出させる
自分の思っている行動を引き出す
そんな接し方は避けたいものです
せっかく親子でいられるんです
お互いのやりたいこと、幸せを応援できる関係でいたいものです
完成した椅子に真っ先にす座ったのは当然息子でした
「座り心地いいね~」
「一緒に使おうな」
思い出の入った椅子ができました
幸せな時間でした
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