本当に大切なものは?!
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は長野県の高校の先生方の研修で
話をさせていただきました
脱ゆとり教育へ舵がきられます
先生方も文科省が示す学習指導要領に基づき
その内容の解釈と現場での対応に
先生方も準備をすすめていました
当然現代の日本の子どもたちのトータル的な現状であったり
その彼らを取り巻く社会環境や親子、大人との関係など
様々な視点からの指導要領改訂であることは言うまでもありません
大人も子どもも教師も生徒も親も子も
それぞれの立場でそれぞれ今ある環境の中で
その人なりに一生懸命に生きていることは間違いないです
ただそれが将来を自分らしく構築するものであるかどうかといわれれば
別問題です
今を生活するのでやっと
先のことなんか
夢や未来なんて・・・
学力の低下と同じぐらい家庭崩壊の問題もあげられていました
どこかで子どもたちはあきらめています
社会を見て
大人や親を見て
そして大人の都合で無関心や無力感を感じ孤独感を抱き始める状態に
学力向上のための手立てとして
生きる力の重要性は形ややり方を変えながらも
私が教員になってからもずーっと言われ続けていました
昨日も私の中ではやはり「子どもたちの生きる力をどうつけるか?」
その視点で話を聞いていました
色々方法があります
そしてそのアプローチがすぐに成果として出るかといわれれば
難しいところや一筋縄ではいかないところも分かっています
でもその中で子どもが育つ環境にいる大人との関係性が大きく
影響することは確かです
綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、やっぱり子どもたちは
今の自分を、ありのままの自分を認めてもらいたい
そして信じてほしいし許してほしいと
応援してほしい、励ましてほしい・・・
そんな一見「甘えてるな!!」と言いたくなるようなことかもしれませんが
子どもとの関係のないところに生きる力の種は芽吹かない気がします
大人も同じかな・・・
評論家になるつもりはありません
自分のできることで自分らしく
子どもたちの未来へアプローチをしていこうと感じた昨日の講演でした
子どもたちのことを真剣に思い
頑張っている先生方は本当に頑張っているんです
お会いできたことに心から感謝します
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