昨日は母のお父さん、お母さん
私にとってのおじいちゃん、おばあちゃんのお墓参りに
母を連れて行きました
夏のお盆の時以来です
二人とも私が大学生の時に亡くなりました
とっても気前のいい職人のおじいちゃん
とっても気骨で優しいおばあちゃんでした
母親がおばあちゃんの年齢にいると思うと
ちょっと寂しく、もっと優しくしてあげなければ・・・
そんな気持ちでいっぱいになります
お墓参りがすむと
お昼は恒例の長崎ちゃんぽん
息子も
「パパこれからいつものラーメン屋さんでしょ 僕、あそこ大好き」
私がバスケット部の顧問をしていた時の
教え子のお父さんのお店で
息子が生まれる前からのお付き合いなので
もう１５年くらいになります
初めて会ったのがお姉ちゃんが中学生入学の時で
下の男の子が小学生でした
その二人がもう社会人になっているから
月日が流れるのは早いです 早すぎです
「先生、とうとう定年になってしまいました」とお父さん
６０歳になったと教えてくれました
なので私は「生涯、現役ができる仕事なんて素敵ですね」と伝えると
「ありがたいことです」
「お互いに身体には気を付けましょう」「若くはないですから」と
ニッコリ笑ってくれました
腕一本で家族を養い、娘、息子を成人にまで育てたお父さん
また、お母さんが秋田美人で気さくな方なんです
私が見習う男像のお一人です
チャンポンの味も１５年間全く変わってません
行くたびに「そうそうこの味 うまいなぁ～」とうなってしまいます
一つのことを極め続けている人はやっぱりカッコいいです
しかし続けるためには「自分の中で納めているもの」も
どのくらいあることか
４人がけのテーブル４つ ８人がけカウンターの小さなお店
兄弟３人で２４時間営業
しかしいつも行くとお客さんでいっぱい
忙しいのもあるのですが、愛想がいいかと言われたら・・・
でもファンでいっぱいなんです
美味しいから
いつも大将から頂く無言のメッセージです
中身で勝負だよ
本物は続くんだよ
続けると本物になるんだよ
大将の顔に刻まれた年輪からもらえる笑顔
そしてその奥にある深く優しい目
職種は違ってもこんな生き方したいって思います
感謝です
今日も素敵な一日になります
