「命の授業」の腰塚勇人です
昨日の夜、釜石→石巻から帰ってきました
その途中、東北道のＳＡでお母さんに叱られている子どもを見て
あるでき事を思い出しました
それは自分の定期検診と親父のこれからのリハビリ転院の件で
長野でお世話になった先生の所へ伺いました
車で行くときはいつも中央高速道を通っていきます
双葉サービスエリアでトイレ休憩をしようと車を降りると
私の目の前でお母さんが幼稚園生くらいの女の子を叱っていました
叱っているというよりは自分の感情をただただ出しているような・・・
何で怒られているかは分かりませんでしたが
娘さんは謝れる雰囲気でもなく困った様子でした
トイレをすませ、お茶を買い５分くらいでしたが車に戻ろうとすると
なんとまだお母さん、怒っているではありませんか・・・
個人的にですが
そりゃいくら何でも・・・
娘さん何で怒られているか分からなくなっちゃわない？？？
そんなことを思っていると
私の後ろに車を止めていた６０歳過ぎのおじさんが
「まだ、怒っているよ！！」
「ありゃ、八ヶ岳型だな」
「怒るときは富士山型じゃないとダメなのに・・・」と
ボソボソ言って車に乗り込んでいきました
「このおじさん何言ってるんだ？？？」と思いながら
私も車に乗り込みました
運転していても「八ヶ岳型？」「富士山型？」が頭から離れません
そこに本物の八ヶ岳が見え
「なるほど！！」とおじさんの言っていること意味が分かりました
八ヶ岳は山々の尾根が連なっていて
富士山は頂上の両サイドは稜線
怒るときは「富士山型」の意味は
だらだら色々なものをくっつけて怒るのではなく
怒るべき内容一つに集中し後にひかない
当たり前のようですが、なかなかこれが難しいかも・・・
それ以上にわかりやすい例えだと思いました
そのお母さんには聞こえてませんでしたが・・・（苦笑）
これからの講演の中で使えそうなネタになりました
あの子はあれからどうなったのだろう
ただただお母さんと仲良く車の中で過ごせたら・・・
そう願うばかりでした
今日は午前中からお昼過ぎまで
ある大学病院の看護師さんの同窓会で講演です
自分のこと、そして今は親父のこともありたくさんの思いが湧いてきます
このような環境を頂けたことに心から感謝しています
今日も素敵な一日になりそうです
感謝をこめて
