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喜びの中で生きる

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「命の授業」の腰塚勇人です



2学期が終わりました

今学期の感想を聞く中で何度かブログにも載せさせていただいた

マラソン大会の生徒と朝二人で話すことができました



どうしてもマラソン大会のことで彼に

聞きたいことが私にはありました



彼は大会当日30人のランナーの中

スタートした直後からビリを走っていました



でも、目は死んでいなければ、やる気のない態度で走ってもいませんでした

その姿に私は感動をおぼえていました



そしてレースが終わり順位だけを見れば30人中30位



しかし、タイムは持久走最初の時より7分も縮じみ自己ベスト!!

ゴールした瞬間嬉しくなって抱き合いました



彼の喜びは今まで見たことのない姿でした



あの時の感動から彼にこんな質問をしました



「よくスタートからあの場面で最後まで頑張り自己ベストが出せたね」

「どうしてだと思う?」



すると彼は



「一周、一周の走るタイムが分かっていたから

そのペースで走ろうと思っていた」



それに付け加え



「今日まで頑張って練習を一回もやめないでできた自分が嬉しくって

あの時走れることが苦しさはあるのは分かっていても

楽しみでしょうがなかった」



「人生で苦しいことを最後までやめなかったのは初めてかもしれない」



「それとこんなに応援されるたことも初めてかもしれない・・・」

「だから嬉しくって頑張れたと思う」



そう笑顔で彼は伝えてくれました



その話を聞いて

今年の夏にオリンピックバルセロナ大会で3位に入り

「自分を褒めてあげたい」の名言を持つ

有森有子さん講演会を聴きに行った時の話を思い出しました



有森さんの「自分を褒めてあげたい」の言葉のエピソードも深いのですが



その時一緒にレースをしていた選手の笑顔が

今でも忘れられないと話してくれました



その選手はやはりレースはビリでした

しかしゴールするときは笑顔だったそうです



その理由は彼女の国は内戦が続き、友達も何人も命を落とし

ご自身の練習もままにできない状態だったそうです



その彼女の笑顔の理由は

「今日を生きてオリンピックに出場でき走れる喜びを感じていたから」

だったそうです



オリンピックもマラソン大会もそのステージに立つ人の目的の原動力は

「喜びを感じること」が大切であることを教えられました



それは私たちの人生でも言えることであり

喜びは自分次第でどんなことにも感じられると思えました





楽しいお正月を過ごしてね



3学期またいっぱい喜びを感じ楽しもうね

良いを年を!!





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